概要
探偵の行く手は美人だらけ。量子論をモチーフとしたSFミステリー
ある日、冴えない探偵のところに、警察から奇妙な殺人事件の調査依頼が来た。
調べてみると、被害者と加害者(どちらも美人)が事件発生時に同時に2カ所に存在していたことがわかる。
そんなことが現実にありうるのか。やがて探偵が辿り着いた驚愕の結末とは?
一人称ハードボイルド調のSFミステリー開幕。
調べてみると、被害者と加害者(どちらも美人)が事件発生時に同時に2カ所に存在していたことがわかる。
そんなことが現実にありうるのか。やがて探偵が辿り着いた驚愕の結末とは?
一人称ハードボイルド調のSFミステリー開幕。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ENDINGの一文目のためにこの物語はある。
めちゃくちゃ正直に言うと、これに星三つをつけるのは、二つの観点から言って正しくないのではないかと思う。大変失礼なことを言って申し訳ないが。
でも、しかし、であるにもかかわらず、このENDINGの一文目はなんというか、古き良き、と言っていいか分からないが、「良き」ミステリ論争を彷彿とさせて、気づいたら星を連打していた。あの例の問題に対して、ある意味愚直に捉えるとこういう話が発生するというのはすごく面白いと思った。たぶんこれはその問いのためにある物語なんじゃないかと思った。
これは完全に無責任な妄言だけど、そしてそうすることが作品の魅力をどう変えるかは分からないが、これで合理的な(つまり…続きを読む