概要
この小説は、全ての妖怪ものを否定し、全ての妖怪ものを肯定する。
「江戸時代に妖怪などいませんよ」
時代を変え、場所を変え、妖怪を求める者の前に現れる荒ら家、「白沢庵」。
妖怪が「いなかった」時代から、妖怪が「ない」時代、そして妖怪が「いる」時代へ。
白沢庵は見続ける。妖怪の行く末を、その先まで。
時代を変え、場所を変え、妖怪を求める者の前に現れる荒ら家、「白沢庵」。
妖怪が「いなかった」時代から、妖怪が「ない」時代、そして妖怪が「いる」時代へ。
白沢庵は見続ける。妖怪の行く末を、その先まで。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!お化けたちのファンタジー
ねぇねぇ、オバケって 本当にいるの? それとも いないの?
それでは、なぜオバケたちが、人々の間で語り継がれているの?
なぜオバケ屋敷や、ホラー映画や ホラー小説が人気なの?
・・・
本作品では、幽霊話の起源を訪ね、まずは昔むかしの時代へと、時を さかのぼります。
そして オバケたちの歴史を たどりながら、だんだんに、現代へ戻ってきます。
案内役は、白沢庵さん。
『見える』人しか見ることができない 不思議な お店を営む 謎の人物です。
本書を読んで、私は 不思議な気持ちが まとわりついて、ふわふわした気持ちになりました。
私も白沢庵さんの お店を見つけることが できたら いいなあ。
…続きを読む