夢見里 龍 －ゆめみし りゅう－ と申します。
美しいものと暗い物語が好きです。その闇の根底にある、僅かな幸福や細やかな光に惹かれます。物語を読み、物語を書くことが好きなだけの未熟ものではございますが、お見知り置き頂ければ幸いでございます。
電撃大賞に応募を続けており、こちらに落選作を投稿することもあります。
相互評価は致しません。好みの物語があれば、馳せ参じ、胸に響くものがあれば感想を書かせていただいております。…続きを読む
レビューを書いた小説
傾国の美女というと、如何に恐ろしくも美しい悪女だろうと想像致しますが、されど政を傾けたというのはあくまでもひとつの結末であります。 そうして史実とは結果だけが書き残されるもの。そ… 続きを読む
★★Very Good!!
華陽姫の話／春子
ある衰退気味の王国に、お姫様が嫁いでくる。 性格はいたって善良。聖女の域に達しているかもしれない。 しかし、そのお姫様は最後、「やはりこの女に我が王家は潰される」と叫ばれてしまう…
★11 詩・童話・その他 完結済 11話 9,049文字 2018年7月1日 21:12 更新
残酷描写有り やや怪談ちょっと民話・歴史書風味西域をイメージしてくださいもう好きにイメージしてください傾国の美女国が滅亡ドロドロ愛憎劇箱庭
★をつけた小説
蜂蜜とメープル／南風野さきは
運ばれてきたパンケーキを前にして、そのひとは頷いた。 「ちいさな踵の持ち主たちが踊った跡じゃないかな。きっと、おいしそうな舞台だったんだよ。それが怖いというのなら、好きなもので…
日輪の村の男／木古おうみ
天照大御神を祀る神社のせいか日輪村と名付けられたこの土地は、四方を森に囲まれて昼も暗く沈んでいる。 日輪村を収める豪農の次男に生まれた藤雄は、支配的な父親と、病弱だが父譲りの気性…
La Lune -短編集-／藍染三月
恋愛、人間ドラマ、ミステリー風なものなど。様々なジャンルの短編をまとめたものです。 全てに共通しているテーマは、『心』。 どれか一つでも、読んだ方の心になにかを残せる作品があれば…
墜落までの三分間または永遠／木古おうみ
「機体が揺れ、もう何度目か数えもしなくなった墜落が始まる。傾く視界も、身体にかかる重力も、警報の音も同じだ。 僕たちの搭乗する333便はエンジンの不調からコントロールを失い、三分…
手品師と人魚／南風野さきは
街にはこの日のために集まった人々が溢れかえっていた。露店が並び、道端であれどこであれ、楽器が掻き鳴らされ、人々が踊っている。鮮烈な色彩の服飾がゆらめき、伸びやかな手足の首で跳ね…
ルール・オブ・“ロザリー”／木古おうみ
教会の地下深くに封印され、十三年毎に移送され、厳重に接触を禁じられる少女“ロザリー”とそのルールに纏わる記録。scpみたいな感じです。ホラーよりSFのが近いかもしれない。簡単に読…
私の日常／パクリ田盗作
この作品は私が今日まで生きてきた人生で出会った印象に残る出来事を書いてみた作品です。 全部実話です。 この作品は飲食中、通勤通学中に読むと作者だけが喜びます。 面白かったエピ…
★171 エッセイ・ノンフィクション 連載中 259話 80,679文字 2019年5月18日 23:11 更新
残酷描写有り暴力描写有り性描写有り 日常実話カクヨムオンリー秋キャンペーン参加2017トリチーム
擦り切れ蜻蛉／増黒 豊
デビュー以降、飛ぶ鳥を落とす勢いで人気作家となった俺は、言葉の魔術師とまで言われていた。 しかし、満足は、人を留める。 だから、五十の音を一つずつ減らしてゆき、どこまで小説が書け…
自宅に帰るとたった一人の愛娘が誰かに身体を乗っ取られている件に付いて／理想と現実
英雄と称される一人の父親が自宅に帰ると不穏な空気と出迎えたハウスメイドの不安そうな表情が出迎えた。 此れは愛する娘が誰とも知らない存在に肉体を乗っ取られた父親の物語。 果たし…
昼日中、藤の雨／坂水
受験生の私は熱で早退し、高校の司書教諭である女性を公園で見かけた。晴天にも関わらず「雨が降っている」と携帯電話で嘘を話す彼女を訝かしむ。 そして十年後、地元に戻った私は、彼女が語…
恋愛神様の代筆／なにがし
クラスメイト九条愛に思いを寄せる津森祐樹は、手紙で恋愛相談をすると的確なアドバイスをくれる『恋愛神様』こと、親友の吉松に一筆したためる。男性が苦手な九条愛も、ある日のクラスメイト…
菜の花は食いもんです／江田 吏来
「菜の花ってマズイよな」 生徒の一声に、国語教師の姫川は教壇に両手をたたきつける。 料理が好きな国語教師として、菜の花のおいしさを言葉で伝えられないのは屈辱的であり、負けるわけに…
脳が腐っててもわかるゾンビ講座／木古おうみ
“ゾンビ”ってどういうものかよくわからないから入りにくいというあなたに、ゾンビの成り立ちとか特性とかから初心者向けのゾンビ映画まで簡単に話します。 普段は刑務所の話とかド田舎の…
★118 エッセイ・ノンフィクション 連載中 11話 23,785文字 2018年12月30日 02:29 更新
残酷描写有り暴力描写有り ゾンビ
不幸自慢／陽澄すずめ
【1/20 文フリ京都にて頒布の、サークル『玉鬘菖蒲』さまのアンソロ『温度』に寄稿した作品の《前日譚》です】 母子家庭で育った。 母親はたびたび自宅に男を連れ込んで、あたしを邪…
無意識のお供え物／江田 吏来
飲み物を全部飲まないで、一口だけ残す人いませんか？ それは、その人に憑りついている霊に、お供えしてるという都市伝説のような話があります。 そして、それを知らなかった私は……。 …
明日、死ぬ人／江田 吏来
タイトルがアレですが、呪いとか祟りとかそんなおどろおどろしい話ではありません。 ちょっと不思議な体験談。 江田は車の免許を持っているのに、もう何年も運転していません。 その理由を…
Jail Memorandum／木古おうみ
海上に浮かぶ巨大なタンカーを改造したこの刑務所には、時間も空間も越える爆発や、一発の弾丸も使わなかった銃乱射事件など、科学で解明できない事件を起こした犯罪者が収容されている。“僕…
ジズが啼くとき／めがわるいあきら
原初の無。全てが『 』だった。時さえ何物にも及ばず、『 』さえ『 』足りえなかった。虚無の中、『 』から全てを創造するべく、神と呼ばれるものは世界を七日で構築した。 そして五…
誘買い犯／ポテろんぐ
【700PV突破】 子供を誘拐された男にかかってきた電話は「二時間以内に三千万円を使いきれ」という内容だった。 身代金目的じゃない犯人に戸惑いながら、男は慣れない大金を使って買…
地球とナーガの午後／木古おうみ
巨大な龍が上空を周回し続けている世界で、20年ぶりに龍が東京を通過する日。「私」は来るはずがない友人を待つ。「俺」はこんな日に犯罪者になろうとしている。「僕」は曽祖父の猟銃を持っ…
あなたのピアノがわたしの世界を終わらせる／絢谷りつこ
理想と現実の齟齬に苦しむピアニストと、彼を愛し、才能を愛しながらも、彼からピアノを奪えば幸せになれるのではないかと考えるわたし。彼から贈られる、最後のプレゼント。 ※20…
或る曲芸師の死／猫田芳仁
場末のサーカスで働く曲芸師には、待てど暮らせど大役が回ってこない。 偶然転がり込んできた代役で舞台に立った彼に、目を付けた観客が、ひとり。 こちらは同人誌「マヨナカ洋行團 罪…
魔女の墓守／@Itani_hokusei
森と町の境にある小高い丘。 その頂上には、墓地が存在する。 普通のそれとは少し違う。 そこは魔女たちの墓地。 カトリックを信じない彼らは、魔女独自の風習と、あるいは一般人への自主…
『あなたはそれでも誰かを愛せますか？』／寝不足
１１月２２日今日は彼女の誕生日だった。会社を早々に切り上げ愛用の自転車を走らせる。 もう何度目になるかわからない登り階段を駆け上がり玄関の扉を開ける。 「ただいま」 …
エデンの観覧車／木古おうみ
去年11月の文学フリマで出店した、澁谷川 創刊號に掲載されたものです。 ここで遊具が故障すると世界のどこかで大事故が起こり、観覧車が止まると世界も終末を迎えるかもしれない、寂れた…
自主企画短編『詞書』／橘 月
自主企画の参加作品です。 無知なもので『詞書』と言うものを知らずにおりまして 今回面白そうなので参加してみました。 私に与えられたお題は 『君の熱 散りゆく桜 攫いけり そこに写…
Jail Fragment／木古おうみ
科学的にあり得ない事件を起こした囚人たちを収容する刑務所で、カウンセラーをする「ぼく」の断片的な記録。 SCPみたいな話をやってみたかった。ダラダラ書いていきます。 追記：カ…
演じる一コマ 〜一コマシリーズ７／阪木洋一
不器用でまっすぐな男の子と、ちょっとぼんやりの先輩の女の子の、シリーズ７作目。 演劇部に助っ人を頼まれ、なんとか公演をやりきった後にあった、ちょっとしたお話。 単品でもOKです…
我が物顔を踏む／小谷杏子
双子の兄弟が抱く不平等。 我が物顔は兄か、弟か。そして、立場は周期的に変化していく。 ちなみに、赤は自己主張の激しい、目立つ色。青は鎮静と抑制の色。 二つを混ぜれば、バランスは…
櫻幹に結ぶ／小谷杏子
時は江戸。貧しい農家の娘、タカは数えで十となる頃に奉公に出され、見知らぬ町の小さな旅籠で飯盛女として働くことになる。 数年後、幼馴染の栄助が彼女を探しにやって来た。ようやく見つけ…
一コマの傍観 〜一コマシリーズ４／阪木洋一
不器用でまっすぐな男の子と、ちょっとぼんやりの先輩の女の子。 いろいろ可愛い二人のお話、４回目を。 ちょっと眺めてみましょうか。 シリーズ過去作を読んでおきますと、少し味わ…
お別れの一コマ 〜一コマシリーズ５／阪木洋一
不器用でまっすぐな男の子と、ちょっとぼんやりの先輩の女の子。 ささやかな日常を繰り返す二人に、変化が現れる？５作目。 シリーズのこれまでの作を読んでおくと、ちょっとだけ味わい深…
お見舞いの一コマ 〜一コマシリーズ６／阪木洋一
不器用でまっすぐな男の子と、ちょっとぼんやりの先輩の女の子。 風邪を引いた男の子のお見舞いにいった、ある日の出来事な、シリーズ６作目。 単品でもOKですが、シリーズの過去作を読…
蝶の巣／木古おうみ
犬井作さんの企画「蝶を吐く」に参加させていただきました。喉から蝶の形の欠片を吐いて死に至る風土病がある土地に、母の葬儀のため戻ってきた弟と、土地に縛られる兄と、そういう感じの話で…
同床異夢のセレナーデ／百舌鳥
佐都 一様主催の #匿名短編バトル恋愛編 に参加していた作品の加筆訂正版です。 「不道徳な恋愛」をテーマに書きました。 一旦完結済みにしていますが、後日アナザーサイドを投稿する…
エターナル・デイズ／絢谷りつこ
ミカルは幼い頃に交通事故に遭い、脳に後遺症が残った。 幸い日常生活にはそれほど支障はなく、ごく普通の中学生として暮らしている。 ミカルを心配するあまりか、父と姉は厳しい。 窮屈…
帰り道の一コマ 〜一コマシリーズ３／阪木洋一
不器用でまっすぐな男の子と、ちょっとぼんやりの先輩の女の子。 いろいろ可愛い二人のお話、三たび。 シリーズ過去作を読んでおくと、味わい深くなります。 もちろん単品でもOKですじ…
図書室の一コマ 〜一コマシリーズ２／阪木洋一
初心で真っ直ぐな男の子と、ボーっとマイペースな女の子の日常、再び。 ↓シリーズ１作目の、ささやかな一コマを先に読んでおくと、少し味わい深くなります。もちろん単品でもOK。 ht…
狂愛烈花／氷月あや
天正十年（一五八二年）六月。 織田信長が死に、明智光秀が死んだ。 細川忠興は彼らの死に様に憧憬する。 忠興は烈しいものが好きだ。 炎の烈しさを持った信長と氷の烈しさを持った光秀…
★65 歴史・時代・伝奇 完結済 6話 18,899文字 2017年4月15日 23:17 更新
性描写有り 戦国時代細川忠興 細川ガラシャカクヨムオンリー織田信長 明智光秀異説本能寺の変ヤンデレ幽閉殺したいほど愛してる
防御重視フル装備ｏｒ全裸／絢谷りつこ
2015年6月までは商業作家としてＢＬ書いてました。 現在はお仕事では書いていませんので、そろそろ『現役』と名乗るのもおこがましい、 さりとて今後ＢＬを書かないと決意したわけでも…
役づくり監獄でスマート脱出する方法／ちびまるフォイ
過去を知り、行動を知り、役になりきる。 この監獄では誰もが自分の役についている。 そんな中、メタ発言を繰り返す人がいて……！？ ↓前回の投稿↓ 『この小説も「小説ツクールV…
★21 ミステリー 完結済 1話 3,626文字 2017年11月24日 08:00 更新
ミステリー監獄役ちびまるフォイ .11月24日はオペラの日～♪ オペラとゴスペルって怪人が出るかどうかの違い？(´・ω・｀)