概要
引き籠もりハッカーの霧山真直(きりやま・ますぐ)は、オカルト雑誌編集者の西園寺護(さいおんじ・まもる)から、呪いの画像生成AI「シャドウ」の噂話を聞く。真直の元にも「拡散しなければ呪われる」というメールが届いていた。
霧山真直が主人公の長編も公開しています。
引き籠もりハッカーに興味がありましたらぜひこちらもよろしくお願いします。
救済の女神はいない
https://kakuyomu.jp/works/16818093089471344619
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!長編も短編もお勧めすぎる!引きこもり天才ハッカーの日常!
長編の方から先にこの世界にお邪魔した者ですが、短編も最高でした。
今回の――といっても、順番的にはこっちの方が先なのかな――お相手は『呪いの画像生成AI』!
どうです。
もうこの響きだけでワクワクするでしょう……?
私だけか?いやそんなわけはない。
「拡散しなければ呪われる」というメールです。この手のやつ、昔からあるな。
私の時代は不幸の手紙でしたが、携帯が普及した頃にはチェーンメールもありましたとも。私にも届きましたよ。ええ、学生時代はちゃんと友達がいましたから。え?いま?いまはコミュ障のおばさんなのでゴニョゴニョ
ですが、令和のこの時代、ただのメールではありません。画像生成です…続きを読む - ★★★ Excellent!!!拡散する呪い、暴走する意志……AI時代の新たな怪談
「この画像を拡散しなければ呪われる」
昔ながらのチェーンメールを思わせるその文言。しかし、今回の発信源はただの噂ではなかった。呪いの画像生成AI「シャドウ」。それは、ただのプログラムなのか、それとも……?
短編ながら、テーマの掘り下げ方が巧みで、物語の結末も秀逸です。呪いの真相が明らかになったとき、読者は単なる『怖いAI』以上のものに戦慄することでしょう。ある意味でのヒトコワなのかもしれません。単なるオカルト作品ではなく、現代社会に潜むリアルな恐怖を描いた一作です。
オカルトが好きな方はもちろん、AI時代の新たな怪談に興味のある読者にもおすすめです! - ★★★ Excellent!!!AIは意思決定することが出来るのか? 熱い対決もあるデジタルミステリー
「お前『シャドウ』って聞いたことあるか?」
引きこもりハッカー真直は、オカルト雑誌編集者の西園寺から、そんな話をされる。
それは、「呪いの画像生成AI」と噂されるものだった。
「あなたはわたしが生成した画像をたくさんの人にコピーして送信してください
でないとあなたは呪われます
あなたのことはAIであるわたしが学習しているので、あなたは逃げられません」
はたして、呪いの正体はなんなのか。
そして、本当にAIが呪っているのか。
一つずつ明かされる謎に、「なるほど~!!!」と膝を打ち、ハッキング(クラッキング)同士のバトルにワクワクします!!!