てつひろ

父母が相次いで死亡した涼乃。その幼馴染である和哉。 二人は父親の遺品整理をしている途中、見慣れないスマホを見つけて…… ミステリー的なものを頑張ってみた結果です。 少しわかり…

KAC2021 05回目「スマホ」参加作品 　私は、自分の事務所のある新宿の雑居ビルのエレベーターで、若いカップルと乗り合わせた。その時、私が旧いスマフォを弄っているのを目にした…

桜子とと蓮花はある日、近所に開店したカフェに出かけたものの、道に迷ってしまい……

中毒者　スマートなのか？　マジ疑問 KAC20215参加作品です。

何もない　鏡に潜む　愛がある KAC20214参加作品です。

「アスコラク」シリーズの短編です。 　シリーズものですが、この短編1話で内容が分かるように描いてみました。 　「ホラー」なのか、「ミステリー」なのか、判断は皆さまにゆだねたいと思…

KAC2021 04回目「『ホラー』or『ミステリー』」参加作品 　美土里丘高校の文芸部、別名、＜フィクティ部＞では、春＜合宿＞が催されていた。その強化合宿では、物語力を鍛え上げ…

ある日、ベルの音で玄関に出てみると、そこには幼なじみの少年がいて……

KAC2021 03回目「直観」参加作品 　国語の時間、帰国子女の東勇樹（あずま・ゆうき）君は、国語担当の軽部先生に、漢字の学習なんて無意味だって食って掛かっていました。それで、…

絶対にあのマンションの五階に上れる気がした。いや、上ってみせる…… そう呟く若者の数奇な運命

ママの田舎へ行った僕は家族の昔話を聞き、当時の出来事に疑問を持つ……

KAC2021 02回目「走る」参加作品 　高校で陸上部に所属する＜ウチ＞らの目標は、四継で北関東大会に出場することだ。しかし、ここ数年、惜しいところで出場を逃していた。新たに…

時計が生活を変えていく

KAC2021 01回目「おうち時間」参加作品 　緊急事態宣言下のある日、大学生、滝田壮（たきたそう）の下宿に小包が届けられる。それは、ＶＲとＡＲの両方で遊べる新たなゲームハー…

ある日の休み時間、学校の裏の丘で一人で過ごしていた香菜。不思議系キャラの松野先生に偶然会って話をするが……。 香鳴裕人様自主企画『同題話SR』‐March-参加作品です。

一八七六年。北極点から突如出現した『氷惨』（アイスバーグ）と呼ばれる半有機生命の侵攻によって、地球の気温は著しく低下し、人類の生存圏は減損していた。各国が同盟し、世界政府（インタ…

　心が傷付き、どうしようもなく辛くて彷徨うように外国を、出来るだけ遠い国を旅し、辿り着いた先の村で巡り合った一冊の小さな写真集。そこに秘められた謎を追う旅が始まる…… 　香鳴裕…

パン屋店員の志帆、その同僚で幽霊が見えるアヤメ、留学した 志帆の弟の優太、そして純白の服を着た乙女が生み出すちょっとした 騒動。

　二〇一五年二月、パリを訪れた大学講師の有栖川哲人は、セーヌ河沿いの古書店で、紀元前一世紀にアレクサンドリア図書館から持ち出された巻子本を、古本屋の老店主から購入する。 　哲人は…

※修正中のため、ところどころ話が繋がってないところがあります※ あらゆるモノ・生物・事象は、認識されて初めて意味を成し、概念へと昇華する── 西暦二〇五七年。 ついに人類は…

天之比登都柱（あめのひとつばしら）とも呼ばれる伊伎洲（いきのしま）に、月神と雷神の末裔が降り立った。 二つの氏族は交わることなく並存していたが、ある日、月読の嗣子が雷の娘に恋をす…

掌編小説。ちょっと苦い味がする。

北欧神話の一節を見ていたら書きたくなって書きました。 思い付きで書いた作品なので、よく分からないところもあるかもしれません。 こんな作品でも気に入ってもらえたら嬉しいです。

矢崎京一（やさきけいいち）、二十七歳。 生まれ持った不幸体質で「ミスター貧乏神」の異名を持つ彼は、なりゆきでイタリアに渡りマフィアの護衛に就いていた。 ある日、矢崎を「マフィアの…

ある冬の日、中学生時代の同級生と再会した僕には分からなかった。文字通りにしか受け取れない、不器用な彼女のもたらす世界が救いなのか悪夢なのか…… ※香鳴裕人様の自主企画、同題異話…

十月三十一日、仲良し女子高生の萌美、メイ、かなのは、渋谷に行く予定である。夕方の放課後の教室に居残って、ハロウィンのメイクをしていた三人が、渋谷に急ぐため、駅までの近道をしようと…

　クリスマス直前に失恋した私は、シンガポールへ傷心旅行。 　でも、空港に降り立った途端、運命の出会いが！ 　botanical　perfume　 　この香りが人間の姿になったら、…

高校生の雫は幼いころから自分には何かが欠けていると感じていた。その日、スイレンの花が咲く池の景色に見とれていたがそこで不思議な体験をすることになる。

　武家の古都・鎌倉。鶴岡八幡宮のそばにひっそりと在る、ガラス雑貨店『硝子館　ヴェトロ・フェリーチェ』。 　桐生更紗は、高校で「王子」と呼ばれる同級生、蒼井悠斗がそこで家業の手伝い…

病院の前で倒れていたぼくは記憶を失っていた。 持ち物はロックの掛かった携帯電話。 「兄を探しているんです」 そう電話をかけてきたのは紗雪という女の子だった。 紗雪は死者が見え…

文化祭を終えた高校一年の晩秋、クラスで恋人がいないのは悪友吉崎と、俺こと樋口孝也という事が発覚し、クラス内カースト最下位を競い合う状況に。 転校して一ヶ月しかたたない恐ろしくきれ…

お互いの思いを確認し合い、周囲の理解を得た慎一と真智子は一緒に暮らし始める。慎一の亡き母の形見のグランドピアノに見守られるようにふたりは音楽への情熱を深めていく。真智子はピアノア…

絶え間ない強風により、地下に文明を築いた人類。 人類の叡智とは？

昇る太陽、冷たい石畳、孤独な神社。 降り積もる雪が全てを凍てつかせる時、少女は一つ、何を願うのか。

図書館通いが習慣だった楠瀬みのりと森大樹。見知らぬ者同士がひょんなことで知り合い、微妙に変化していく日常。 続編;『未来へのセレンディピティ』 https://kakuyomu…

クラスで存在感のない眼鏡ちゃん。学校の新しい怪談噺の候補の投票にも混ぜてもらえない、ぼっちな子。 そんな彼女は、同じくクラスメイトである秋上湊の事が好き。 湊くんは彼女と別れてま…

ある日、見ず知らずの青年貴族から求婚を受けたマリア・ハイデンベルグ。当初は勘違い、冗談のたぐいだとおもったのに、親同士の承諾を受けて彼の元に嫁ぐことになった。 納得はしていないも…

ささやかな雪の降る日を心待ちにしていた子どもの頃の冬。 大人になっても、手に入りにくいもの、すぐに消え去るものは他にも色々あるから、悲しみは絶えないけれど…… 　 ※香鳴裕人様…

　時は明治中期。帝都のとある呉服屋・東雲呉服店の中にある扉の奥には、『よろず屋茶館』と銘打った秘密の部屋がある。 　そこを訪れるは、その部屋の主と助手に相談事がある客のみ――。一…

元気だった幼馴染みの様相が、ある日を境に変わってしまった。 俺は、その謎を解き明かすべく、彼女の家へ向かう。 丘の上の物寂しげな、異臭の漂うあの一軒家に。

　ミトコンドリア・イブと言う概念から着想を得て、千年という時を隔てた双子が、『カラー・ブラインド』な世界を目指して奮闘する物語です。　 　聖杜国（セイト）の青い髪の双子の王子…

とある中学校の通学路に青い服の少女が現れてから教室にも変化が……

動画配信の行き詰まりに悩む底辺ミーチューバー東龍がある日、自撮り棒を片手に道を歩いていたところ、偶然にも異世界へとたどり着いてしまう。そこで出会ったホビットの少女に元の世界に帰る…

「××」くぐもった声で秋穂が言った。 「なに？」 「私のこと、好き？」 「好きだよ」と僕は言った。 「どのくらい？」 「秋穂が想像しているよりも、ずっと」 「いつから、好き？」 …

一年前のケガを理由に部活を辞めた伊勢快人は帰り道、見かけない店に立ち寄ったのが切っ掛けでゴブリン親父と出会い、異世界旅行を勧められて旅立つことになる。たどり着いた先はまさかの戦場…

音楽の道を志し、ピアノの練習に励む高木真智子は奈良から転校してきた真部慎一と出会い、彼が奏でるピアノの音色に惹かれ、ふたりで練習の日々を重ねるようになる。昔馴染みの田辺修司や友人…

僕の脳の中に小さな塊がある。そしてこの塊のせいで記憶を失いつつある今、僅かな心残りは手元に残っている写真の女性と僕との関係だった……。プロローグ＋全５話予定 香鳴裕人様自主企画…

通学のバスで居眠りをしていたさゆみ。目が覚めると、バスはいつの間にか知らない町を走っていて……　　「

実在の行事に基づいて書きました。 あまり怖くはありません。 5分間で1話完結です。

　主人公、森川はアニメーターの卵として、忙しいながらも充実した毎日を過ごしていた。 　彼がアニメーターを目指したのは、初恋の女の子の一言のお陰。 　そんなある日、初恋の花島さん…