概要
御雷の娘と月読の裔、ふたりの邂逅が神宝の定めを変えてゆく
天之比登都柱(あめのひとつばしら)とも呼ばれる伊伎洲(いきのしま)に、月神と雷神の末裔が降り立った。
二つの氏族は交わることなく並存していたが、ある日、月読の嗣子が雷の娘に恋をする。
雷の民を排除したい月読の長は、ある企みを進めようとする。
前作の前日譚となる短編です。
ノベプラ、noteでも掲載中です。
二つの氏族は交わることなく並存していたが、ある日、月読の嗣子が雷の娘に恋をする。
雷の民を排除したい月読の長は、ある企みを進めようとする。
前作の前日譚となる短編です。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!なぜ惹かれるのか?
この筆者さんの作品で、同じ古い時代のものは【風待つ朔】がある。
この【月読 鳴雷】と同様に、読んでいると惹かれる。
私は結構文字、単語、を気にする方。ピッタリするのを選ぶのが好きだ。
その部分で惹かれている感じがする。
選ばれた文字、きれいな文。(この”きれい"も多数の意味)
美しい画を見ている気分。
美しい音楽を聞いている気分。
それと同じ気分になる。
全体的な調和を無意識に求めて作られた文なのだろうか?
昔の本物の音楽達も、
昔の本物の絵画達なども、
ソレ、であった。
今の時代にそれを追い求める者が存在するのか?
クラシックでも指揮者(とオケ)によって全然ちがくなるよね…続きを読む