「＃トンネル」を含む小説

絶え間ない改築の続く横浜駅がついに自己増殖の能力を獲得し、膨張を開始して数百年後の日本。本州の99%は横浜駅で覆われ、SUICA を所有する人間が住み自動改札による徹底した監視下…

荒涼とした大地を流れる川。その川を渡ると二度と現世には戻れない。

売れない配信者の友崎は、心霊スポットからの生配信で視聴数を稼ごうとしていた。 やってきたのは「くだらないトンネル」と呼ばれるスポット。このトンネルはどちらから入っても上り坂が続…

二階堂は探偵だ。しかし、探偵では食べていけないことから、週５でアルバイトをしている。 探偵としての仕事の依頼は月に一回でも入れば良い方で、その依頼も大半は特殊なものだった。いや、…

◆◇第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト最終選考選出作品◇◆ 私、湊本四葉は自他共に認める底辺のダンジョン配信者――ダンチューバーだ。登録者数は17人。今日もどうせ同接一桁なん…

伏線を散りばめ、ラストに回収する短編（１.１００文字程）。 ☆ 男は帰宅するため、大崎駅で埼京線に乗ったはずだった。いつものように電車は夜の東京を走っていた。しかし、赤羽トン…

クロノヒョウさん主催の『アンコール企画　第1回～第5回』によせて書きました。お題で書くのが好きなので、とりいそぎ全部のせに挑戦してみました。これも一応「眠れぬ夜」かと思います………

　高校二年生の空手家・神木空也は強さをひた隠して暮らしている。クラスではいつもあなどられ、隣の席の美少女にもいいかげん愛想を尽かされそうだ。 　そんな折、空也も含めた高校生七人は…

現実に飽きながらも平穏な日々を送っていた、24歳のサラリーマン。 ある日の仕事帰り、気まぐれでいつもと違う道を通った彼は、謎のトンネルを発見する。 そこを通り抜けた先には、なぜか…

ずっと同じ音が繰り返される毎日に飽き飽きしていた私は、秘密裏に飼育されているという「ニンゲン」の様子を伺うため、施設の地下にトンネルを掘ることにした。 〜 以下、参加させてい…

　とある田舎町。普通の高校生活を送っていた奏太は、ある日突然本家に呼び出され自分の役目を知らされる。それは、人の世、妖の世、鬼の世を隔てる結界を守り、そこにできた綻びを塞ぐこと。…

　たまに夜勤がある工場勤務に祖父から借りたクルマで通勤を始めた富隧最中(トミデ・モナカ)。寝坊して遅刻必至の高速道路で140キロを超えようかという速度を出していて急に車線変更して…

朱井 紅（あかい あか）と茜坂 緋色（あかねざか ひいろ）は同じ高校のクラスメイトだ。 ある日剣と魔法が当たり前に存在する異世界へと迷い込んだ2人。常識も、言葉すら通じない世界…

旧題『不良少年は異世界スキル｢ボーイズラブ｣を手に入れた！』 ◆不定期更新◆ マイペースに書き進めています。 予約してるエピソードの時間は変更することがあります。 ※男の娘属性は…

友人たちとの下校中に橋で多重事故に巻き込まれたハルアキは、そのきっかけを作った天使からお詫びとしてある能力を授かる。それは、THERE AND BACK＝往復。異世界と地球を行き…

暗いトンネルを抜けるとそこは異世界だった――ということはなく、ふと目覚めた時には、異世界転生のできない落第生という、一方的に不名誉を押し付けられた主人公のイサミは、異世界転生予備…

裏山の長いトンネルを抜けると異世界であった。 魔王を討ち倒した勇者を祖父に持つ、休日限定勇者の高校生・瑛斗が、絶世の美少女ハイエルフと共に旅をする異世界ファンタジー。 真面目で努…

このお話は、心霊スポットである廃トンネルでも、「廃トンネルが大好き！」という探索系の配信者とコラボすれば、怖くなくなってしまうのでは？　という作者の考えというか、妄想で書いてます…

今話題の４人の配信グループが、山中の廃トンネルへと撮影に向かう。 　道の途中にあった祠をいじったあと、彼らは現場で撮影をはじめた。 　何事もなく、その日は終わったのだが──。 …

砂で山を作り、左右両側から横にまっすぐに掘っていく。 向こう側の相手と手が繋がったらトンネルが出来上がる、はずだった… オチらしいオチはありません。 何となく、嫌な気分になるだ…