「百人一首」を含む小説

突然始まったエッセイ。 もちろん、自分のことを書きます。 近況ノートではあまり書かないカク・ヨム以外のことなどなど。 へー、コイツこんなこと考えてんのかー、みたいなのがちょっとは…

『百人一首』の和歌の力をお借りして、一人百首を詠みたいと思います。 文法はあまり気にせず、５・７・５・７・７に込めます。

百人一首にも採られた歌人曾根好忠は生前その前衛的な歌風を理解されずに一生を送りました。 その曾根好忠が主人公となり、平安朝の謎を和歌をもって解き明かす歴史ミステリです。

世界中の人々が等しく持つ「スキル」。 主人公が授かったスキルは＜百人一首＞だった。 100種類の歌を駆使して戦う、異世界平安ファンタジー。

短歌の向上のための庵。 百人一首をなぞろうかと思っております。 短歌は素人といいますか、知らない用語なども多い人間です。本歌取りなんて語も近頃になって知りました。 こんな人間です…

中学生の燕は伏見くんに、おばあちゃんに言われた通り友達になってもらう告白をする。ところが周りにはやしたてられ、まさかの展開に。結果伏見くんに声を掛けてもらえるようにはなったけど―…

八重園花梨は、息子から大学進学の希望を告げられる。進学先は、京都にしたいと。下宿となると、心配なのはやはりお金だ。お金のことで振り回されてゆくうちに、花梨は義父の遺したお金につい…

八重園初男が「その場」を歩いていると、とある場所に辿り着いた。やえむぐらとススキが生い茂る小さな公園。そこにいたのは、八重園慎二がまだ幼稚園児だったころの姿だった……

【お陰様でPV5500突破】 《あらすじ》 平安時代初期、小野篁（おののたかむら）という男がいた。 文武両道の貴族であり、一度は遣唐副使に選ばれるなど出世街道を歩んでいたが、朝廷…

高校三年生になった八重園慎二は、競技かるた部の部長となる。しかし部員募集を試みるも、なかなか集まらないのが現状だ。そこで彼が編み出したものとは……「銀の舟歌」のサイドストーリー。

競技かるたの名人戦を控える八重園慎二は篠原亮にせっつかれ、二人の女性を思い出す。一人は「あらしふく」の女の子、そしてもう一人は「あきのたの」の女の子。振り返るにあたり、慎二の出し…

老舗和菓子屋の跡取りである瀬宮丸美は、カフェのアルバイト・篠原亮と出会う。この男、性格が陰険で毒舌感が半端ない。納得のいかない丸美は、敵情視察として篠原亮の働くカフェへ出向くので…

越士高校三年生の女の子、明石亜紀乃は八重園慎二に密かな思いを抱いている。その気持ちは何なのか、今一つ自分でもよくわかっていない。競技かるたで戦い続ける彼を応援するにはどうすればい…

下川コトハは百人一首が好きな中学一年生の女の子。そして、人に紛れて暮らす妖怪狸。 誰にもバレることなく過ごせていたのに、突如現れた不思議な少女に正体を見破られてしまう。 驚きなが…

これは、私のひと夏の淡い恋と、魔改造百人一首の物語である。 「私と歌友になりましょう！」 「あんた、出会っちまったんだね、悪霊魔改造百人一首大好きに……」 「悪霊魔改造百人一首大…

「俺」こと八重園慎二の父がぎっくり腰で入院することとなり、慎二は自炊する羽目になる。自炊の経験のない慎二は困り果てるものの、そこで手を挙げたのがお隣の幼馴染・優子と、パティシエの…

春の終わり、夏の始まり。 貧しいイシャナは首都で開かれる王の妻探しに妹のハルシャをと考えていた。 妹に高価な美しい着物を用意し、礼儀作法を叩き込むイシャナ。 そうまでして必死にな…

――これは、よろずの和歌たちから着想を得て紡がれる短編集。 『万葉集』、『古今和歌集』、『小倉百人一首』……。 日本には和歌という文化があり、太古の時代から星の数ほどの和歌が作…