習作百番綴

上月祈 かみづきいのり

習作短歌 手本一番歌

 春の田に

 土撒く風ぞ

 吹きぬれば

 我が衣手に

 花は舞ひ落つ



【御手本はこちら】

 秋の田の 

 仮庵かりほいほの 

 とまをあらみ

 わが衣手ころもで

 露にぬれつつ

 ――百人一首より、天智天皇(一番)――

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