「手紙 やりとり」を含む小説

「お手紙のやりとりをしたいなぁ、なんて思うんだけど、どうかな」 高校一年の撫養洸喜(むやこうき)は、とある春の日に運命の出会いをする。相手は一学年先輩の雀野なずな(すずめのなずな…

事故により時々意識が飛んでしまうようになった主人公は、地方にある精神科のクリニックへ入院している。そこで小学生のユキちゃんと手紙のやりとりをするようになった。二人を巡る人々と心の…

↓ラストまでのネタバレをしています。 2012年の夏の終わり。恵里菜は新幹線の復旧が遅れで混み合う電車に居た。車窓から小さく見える故郷の砂浜を見つけ （やっと、会えるんだ。）…

大学生の千尋は、古本屋で「宛名を書かなくても必ず届く」と書かれた不思議な文通セットを手に入れる。興味本位で始めた手紙のやりとり。しかし、返事をくれる相手はこの世の者ではなかった。…

海は底が見えなくて、わたしの知らない顔がたくさんありそうだなとずっと思っていました。 どれだけの手紙が流され、どれだけの言葉と想いが沈殿しているのか。 その中で幸運にも拾われた…

「ねぇ、この手紙の返事さぁ……アンタ書いといてよ」 私の主であるアメリー様の婚約者、第四王子のフレン様は病弱ですでに余命宣告を受けた身だ。 そんなフレン様よりある日、一通の手紙…

アレックス・アレキサンダー、銀河帝国の新米パイロットが着任したのは銀河の辺境の惑星に進駐している老朽艦アナベル・リー号だった。そんなアナベル・リー号にある日、うつくしい花の枝が添…

中学校に上がって、「僕」が最初にやったことは「自分を変える」ことだった。そのひとつとして、僕はスマホを穴に埋めた。 小学校で英語が必修科目になったことによる登校拒否。手紙でのやり…

　『人の嘘偽りを視読する』異能持ちのアビス一族に生まれながら、その力が発現しなかったエリアーナ。 　彼女の異能を利用しようと、子息アレクシスと婚約・結婚させたジークベルト侯爵…

魔王を倒す為に異世界から召喚されたハルコさん。 異世界の常識を振り回す彼女の破天荒さに困惑しながらも 1月足らずで魔王城まで向かい魔王を討伐した彼女には当然の如く求婚の嵐。 『そ…

『建礼門院右京大夫集』には、都落ちの後に資盛と手紙のやりとりをしたことが記されています。 それをもとに、資盛の視点でお話を書きました。 #平有盛　#平行盛　#院政期 © 20…

　波多野靖樹（はたのやすき）は学業まあまあ、スポーツまあまあな普通の高校二年生。 　趣味があう友達に恵まれ、充実した高校生活を送っていた。五月のある日、郵便受けには懐かしい相手か…

世界人口の激減に伴い、人類は遺伝子保護を目的とした施設をわずかに建造した。 管理者とされた若者は、ただ独りでそれぞれに居住する。 だが、孤独ではあっても彼らは孤立したわけではなか…

同じ病院に入院している40歳も年上の還暦のお爺さん。彼とは話が合い手紙のやりとりをしていた。しかし彼の一言から思わぬ方向へ動いていく。

ある日靴箱に入っていた謎の手紙。手紙のやりとりで起こる１つの恋物語。「手紙はいいぞ」ということを言いたいがために書きました 。そこそこ短めですのでサクっと読めると思います

「ちょっと話があんだけど」 「……えっ、何？　突然」 「いいからちょっと来てくれよ」 　昼休み、教室の片隅で交わされた一組の男女のやりとり。 　耳を澄ましていた佐藤《さとう》は…

今でも、文通って生き残っているんでしょうか？　時間はかかりますが、便箋や封筒を選んだり、手紙が届いているかワクワクしたり、いいものですよ。 真鈴と彩香、二人のやりとりをお届けしま…

国軍に所属する兵士、仙田和高は、門井波南からの手紙に返事を送る。 返事に驚いた波南もまた、戸惑いながらも手紙を書く。 互いの過去を少しずつ思い出しながら、二人のささやかなやりとり…

昭和の真っ只中、会社員だった夫。 家庭に携帯電話が普及していなかった頃から、夫の会社人生と共に妻が書いてきた手紙です。 結婚後、夫の親族への便り、夫の勤務先の上司や部下への便り等…