「恋 情景」を含む小説

　実家の工場の一角をリフォームして、一人でフランス菓子店を営むコニーこと、小西　紫《こにし　むらさき》28歳女子。 　ある日ナゾの生物によって次元の異なる世界へ引っ張り込まれる。…

風向織斗がその少女・佐倉優季奈と出逢ったのは偶然だった。 普段とは違う、たまたまの行動が二人を結びつけたのかもしれない。 優季奈は病室のベッドの上で半身を起こし、静かに窓の外を…

妖狩りを生業にする桂花宮家で生まれ、先祖返りの生力(しょうりょく)を宿す千里は、ある日二人の存在に突然口付けをされる。 ❇️一人は、通称『鴉』と呼ばれる半不死の妖。彼は千里に忘…

天竺・須弥山を拠点として君臨する神仏の宗門は、外界の神々からの勢力におされ、その栄華を蝕まれつつあった。この負の状況を打開すべく、とある任務を託された毘沙門天が、救世の旅路につき…

あなたの心に寄り添う言葉を…… 詩集という形で、思いついた詩や短い文章を連載していきますので、どの詩からでも自由に読んで頂けます。 僕の内にあるもの、心の奥にあるもの、溢れてくる…

短歌を歌集という形で連載します。 各タイトルは、それぞれの短歌のはじめの五音となっています。 連作ではないので、どの作品からでも自由に読んで頂けます。 テーマはバラバラです。 …

恋をする。　誰かを好きになる。 会えずにつらいと感じるとき　会えてうれしさに溢れるとき すべてが愛おしく、時間が止まってほしいと願った ほどなくして訪れたその終焉の時には 全て…

私なりの好きについて。

　十三歳になったばかりの女学生、由希子は大人になった証として赤い靴を履き、緊張した面持ちで一人喫茶店へ入る。 注文したのは同級生たちの中で流行っているレモネード。それは恋をした時…

冷めるまえに文字にしたくて。滲み出ていた心根のよさに運よく触れることが出来て、それで恋を確信したら、冷めても結局人として尊敬してしまう。

ある少女は恋に苦しみ、ある少女は血の繋がりに絶望していた。 誰にだって居場所はある。あなたを「あなた」として見てくれる人はきっといる。 二人の少女が窮屈な故郷を出て、自分らしくい…

眺めるだけでいいじゃんって私だけが言っていいです。

タグにいれてはみたものの、切ないで済ませられたらいいですよね。バランスよくやるもんだって大人から叱られそうです。

普段買わないお高めのボディクリームって翌日も微かに香ってくれます。 いい匂いだって気づいてほしいけど、まず恥ずかしくて話しかけられません。

とある企画で書き続けていた俳句をまとめたものです。恋の歌や四季の情景が中心になっています。

第一回カクヨム短歌・俳句コンテスト（一首部門）応募作です。 それぞれの短歌には、 短歌にちなんだ詩がついています。 良ければそちらも覗いてみてください。 本作の一部の短歌…

・夜道 舞台はラオス南部、世界遺産のワットー・プーを観に行った帰りに、移動手段を失い、遠い街まで歩いて帰らなければならなくなった男の孤独と侘しさを、大麻を頼りに、夜を画布に、酔い…

　ブリテン国。 　代々王族は忠信である十二人の円卓騎士と共に国を護ってきた。 　しかしとある王の時代、十三番目の名も無き英雄が君臨したことは驚くべきことで後にも先にも彼だけが十三…

《はしがき》 Leap of faithは 信仰の飛躍、盲信などと訳され「ロミオとジュリエット」の中でも描かれている。 自身の信じるままに思いきってその中に飛び込む行為は、恋愛や…

千里の夢 ～過去夢の力で、妖の血を引く幼なじみを破滅から救う恋物語～から、登場人物の『過去夢』を切り取った短編集。 単体でも楽しめるはずですが、ネタバレ注意⚠️ 生命力を司る…