異世界にやってきたアラサー女子
そこに現れたのは、イケメン二人!
ふんわり系イケメン♡
ワイルド系イケメン♡
この二人の絡みをおかずに、何杯でもお酒がすすんじゃいます!
脱線した……いえ、そっち系の物語ではないです!
このイケメン二人に保護される小柄で可愛い主人公
うらやましい! タイプ別イケメンに挟まれたい!
脱線した……とある事情ではじまる共同生活
がんばり屋さんな主人公は二人に食事やスイーツを振る舞うんですが……
絶対、美味しいやつ! 食べさせてください!
と、言いたくなるほどのプロ料理人の腕が冴えわたる!
胃袋をわしづかみにされるイケメンの幸せそうなことと言ったら!
よろこぶイケメンに対する主人公の心の声がこれまた可愛い♡
ほのぼの日々を過ごす三人のキュンキュンが止まらない!
鈍感主人公に想いを寄せるイケメン二人の恋の行方は?
おなかもハートもしっかりたっぷり大満足!
スイーツのような甘〜い物語を心ゆくまで味わってください!!!
主人公の小西 紫ことコニーは、ひょんなことからキンキンに冷えた大量の卵白を頭から被ってしまう衝撃の冒頭。
現世での受難記憶を優しく溶かしていくように、転移先の異世界でモデル並の美男子ふたりと運命的な出会いを果たします。
内に秘めた心で目の保養としつつ、小さな幸せを感じながら穏やかな時は流れて……
ショートケーキのホイップクリームに隠れたイチゴのように、小っ恥ずかしいネイキッド場面も、どこか爽やかに甘く通り過ぎるテイストに好感が持てます。
甘酸っぱくも、どこかほろ苦い恋の行方は、オレンジガナッシュの優しい口溶けに似ているかのよう。
お菓子作りで定番の始めのヌルヌル卵白は、後のお菓子のためのタネを思わせます。
それを可能とする外側のサクサクとした食感としての文体は軽やか読み進められ――その内側へとゆっくりと展開されるにつれ、なめらかでしっとりとした柔らかい口当たりに。
そして秘められた隠し味もストーリーに華やかな彩りを添えて。
バラエティ豊かな味覚を楽しめるように仕立て上げられた、作者様の本作への丹精込めた真心を感じます。
飯テロ要素もなんのその――気づけばどっぷりハマっている、甘美でハートフルなトキメキに憩う、心もお腹も満たされるグルメファンタジーです。
主人公は小柄ながらも、自分の力でお店を切り盛りしていた女の子。
一瞬の油断から異世界へと飛ばされてしまった彼女を助けてくれたのは、モデルと見まごう美男子二人。
よくある展開と思われたでしょうか、違います。
この物語の特徴は飛ばされた先で、主人公が努力で身に着けたスキルで人を喜ばせていく点です。
チートスキルもあるけれど、それも元の勉強と努力があってこそ役立つ能力。
助けられるばかりではなく、自分に出来ることを惜しみなく、生き生きと描かれる調理手順、美味しそうな料理。
完成図とともに画面の向こうで、こちらも歓声を上げたくなります。しかも作者様による絵本のような優しい絵柄の挿絵付きです。
今後のコニーたちが送る、異世界での美味しそうな生活から目が離せません。
是非、気軽にご一読を。
主人公の小西紫──愛称"コニー"は、不慮の事故で卵白に塗れてしまう。更には、卵白に紛れてゲル状の変な何者かが頭に覆い被さってきて、さぁ大変。
苦闘の末何とかソイツは離れていくも、二度あることは三度ある。何と、眼前に広がるは普段見慣れた場所ではなく、何処かも分からぬ別天地だったのである──
おヌル様として別次元の世界へ転移させられてしまったコニーが繰り広げる、ほのぼの日常系ファンタジー。一人称視点で紡がれるコミカルな描写は読み手の心をほっこりさせてくれる。
かくれんぼ的な感じで、往年の名作の文章が各所に隠れていたりするので、一度で二度美味しいならぬ、一度で二度楽しい。楽しみ方は無限大。
是非ともご一読頂きたい。
1人でケーキ屋を切り盛りする主人公のコニーはある日、大量の卵白を頭からかぶってしまいます。冷蔵庫で冷やしてあったものなので、この時点で心臓が止まりそうです。
それに気持ち悪いのでとろうとしていると、さらにゲル状の物体が顔に張り付いてきて、死にそうに……! という衝撃の展開から始まります。
でも安心してください。コニーは生きています。
コニーが目を開けると、そこは知らない場所でした。呆然としているコニーの前に、外国人モデルばりの美男子2人が現れ、彼らはコニーのことを『おヌル様』と呼びます——。
異世界の物語は悲しい始まりも多いのですが、最初からコミカルで楽しいのが、すごく良いなと思いました。
イケメン2人にコニーがドキドキさせられる場面もたくさんあるのですが、コニーの脳内のセリフが面白くて、ドキドキよりも面白い方が勝ってしまいます。
もう一つの特徴は、お菓子や料理のことがすごく丁寧に書いてあります。料理をあまりしない僕でも味の想像ができるくらい、しっかりと書かれていました。お菓子や料理に興味がある方にもおすすめです。
バトルなどもなく、ほのぼのとした感じで進んでいきます。残酷な描写が苦手な方も、楽しく読めると思います。ぜひ読んでみてください!
主人公であるコニーはひょんなことからぬるぬるとなって異世界転移してしまう。
この転移はある存在が意図的に行ったものと後に判明します。
そんなぬるぬるのコニーを待っていたのはタイプの異なる魅力的男子ふたり。
コニーは始めこそ戸惑うが彼等との甘々な共同生活に徐々に慣れ親しんで、この世界で自分の居場所と幸せを見つけようとする。
しかし依存ではなく一人の人間として自分の足でしっかりと立って生きようと決意しており、そこにコニーの芯の強さを感じます。
さて私の思う主人公コニーの魅力は何といっても料理上手で頑張り屋さんで何でも思ったことを口にするところです。
もちろん悪口ではなく、感謝の言葉だったり相手を思いやる言葉だったりです。
たまに生活感溢れるワードが飛び出しますが、そこも飾らないコニーの魅力といえるでしょう。
料理も美味しく食べて貰うためひと手間、ひと工夫を怠りません。
家庭料理からフレンチのような本格的なものまで手際よくサッと作っちゃいます。
読んでいて思わずお腹がグゥと鳴ります(笑)
スイーツやお菓子も今後期待しています。
作者様の近況ノートに物語に登場する美味しそうな料理がイラストで見れるのでそちらも要チェックです!
そして自分で出来る事は自分でする。人任せにしない頑張り屋さんです。
でも時にやらかしたり、過去の辛い話もしてしまって、イケメン二人に心配かけてしまうコニー。
そんな弱い所も全てさらけ出すコニーを温かく受け入れてくれる男子二人もまた魅力的で、果たしてコニーは将来どちらを選ぶのか興味深いところです。
そんなコニーには不思議な力がいくつかあり、とてもユニークな力です。
そのユニークな力が今後どう活かされ、この異世界に変革をもたらすのか期待が膨らみます。
私はこの物語を拝読していると主人公コニーと作者様がふとかさなって見える時があります。だからこそ面白くて、共感できて、ほろりとして、コニーを応援したくなるのかもしれません。
引き続き楽しく拝読させていただきます。
基本的にバトルのない平和な世界です。
だからこそ癒される。安心して読める。
料理男子も注目して欲しいこの作品。
この素敵な逸品、心ゆくまでゆっくりとお召し上がりください。
主人公である菓子職人コニーさんは、ある日突然卵白に包まれて、擁護される存在「オヌル様」として異世界に転移することになります。
個人的に注目して頂きたいのが「コニーさんの料理シーン」です。
美味しい料理を想像できるだけでなく、シチュー、コーヒーの淹れ方など、料理の知識を勉強できます。近況ノートにあるかわいい料理のイラストを覗くと、さらに美味しく頂けるかと。
次に「コニーさんを応援してくれる二名のイケメン達」です。
紳士的なイケメン、クレールさんとエタンさん。
日本から離されて不安がるコニーさんを支えてくれます。
「美味しい!」「すげー!」と料理を褒めてくれます。懸命に応援してくれます。優しくしてくれてときめきをくれます。癒されます。
ほのぼのと癒される、暖かい物語だと思います。料理の勉強にもなり、有意義な時間を楽しめることでしょう。
キンキンに冷やした卵白に包まれて、異世界にやって来た、菓子職人の小西 紫こと、主人公コニーのお話です。
この作品、とても楽しく読み進めることができます。
作品内で作られる料理は、表現力からとても美味しそうに思い起こさせてもらえます。また、作り方やコツ、雑学など読み進めるごとに自然と学ぶことができます。
ボクは特に作品内で出されるコーヒーに魅力を感じましたし、新たな発見もさせていただきました。
特筆すべきは、登場人物がとにかく素敵なのです。
主人公コニーは、周りを楽しませてくれる明るい性格です。でも、中身は普通の女の子。突然、異世界に放り込まれた彼女。支えたくなること間違いないです。
そして、コニーを支えてくれるキャラがとても魅力に溢れ、主人公が羨ましい限りの素敵な方が登場しております。
是非、みなさんもこの素敵なキャラを堪能してもらいたいです。それも、主人公の明るい性格があっての相乗効果で、より引き立っているのだと思います。
作者さまの明るさ、優しさが反映されていると想像されるこの作品、是非、お読みになって癒されてみては如何でしょうか。
現在の最新話である20話まで読んだレビューです。
異世界転移物ですが、主人公はフランス菓子店を営む28歳女性『小西 紫』、通称コニー。
大人の女性の視点で、落ち着いたおだやかなストーリーが展開していきます。
現時点ではまだ、異世界にやってくる理由や役割は明らかにされていませんが、モンスターと戦うような雰囲気ではなさそう。
むしろ地球の便利な文明や文化を紹介し広めることで、異世界の役になっているように見えます。
突然異世界にやってきて右も左も分からないコニーを支えてくれるのは、二人のイケメン。
彼らに助けられながら、ゆったりほのぼの異世界ライフの始まりです!
ほかの異世界転移作品と差別化されていると感じたのは、この世界にはすでに複数の転移者が訪れている点。
コニーは11人目なので、異世界人も地球人の扱いに慣れています。
その上地球の先進国の文明が浸透していて、便利で清潔な生活が実現されている。
この先、各国から訪れた転移者と異文化交流(?)するストーリーもありそうで、楽しみです!
さらに主人公コニーが菓子作り職人なだけあって、お菓子やコーヒーなどに関する薀蓄がたくさん出て来ます。
プロの世界を垣間見ているようで、興味深い。
おいしそうな描写もたくさんあって、癒されます!
ぜひ、お茶とお菓子とイケメン、そして快適な異世界生活を楽しんでください!
えーと。おヌル様です!!!!どーーーん!
兎にも角にもこの『おヌル様』というワードですよね。
私も初めて拝見したときどきどきしながら読みました笑
この『おヌル様』、実は地球から招かれた方のその世界での相称。
主人公の小西 紫《通称コニー》ちゃんは、11人目のおヌル様。
その世界は優しい世界でみんなを応援してくれるし、過去のおヌル様から色々伝えられていて文化も充実しているのだけれど、料理だけは……。
そこに舞い降りた新しい「おヌル様」のコニーちゃんは、料理・菓子職人なのです!
それでも、足りない料理道具や食材に悪戦苦闘しながらも……と、読み進めれば読み進めるほど飽くなき探求を頑張るコニーちゃんを応援したくなる『異世界×料理人』奮闘記!
よろしければ、楽しく明るい異世界料理人の奮闘記を一緒に応援しませんか?
主人公の女の子は、働く女子。
がんばってお菓子の店(自分の店だよ!)を切り盛りしています。
地に足がついたかんじが、とても好感が持てます。
そして、異世界に飛ばされ、イケメンに出会う……と書いたら、普通っぽいですが、侮ることなかれー!!
まず、作者さまの語り口が軽妙で、飽きる事なく、次へ次へ、とページをたぐりたくなります。
そして、押し付けがましくないファンタジーの世界観。
ヌルヌルまみれ、きらきら輝く光の湖、あらわれる虹……、と、イメージづけが、どこか童話の挿絵、一枚の優しい絵画のよう。
この先、きっと、ルセット(レシピ)に導かれ、スイーツのめくるめく世界に物語は飛び込んでいくのでしょう。
今から楽しみです。
気軽に、力を抜いて、物語を楽しんで。
そんな空気感のあるファンタジー。好きです。
ぜひ、ご一読を!
まだ始まったばかりの作品かとお見受け致しますが、取り敢えず最新話(第7話)読了時点での感想です。
主人公含む登場人物の心情描写が緻密で素晴らしく、それを可能たらしめているのは作者様の語彙の幅広さと、それに頼り切らない独創的な擬音語のチョイス──さらに、テーマである「お菓子作り」について造詣の深さを感じさせるような、豊富な知識から織り成される異国情緒漂う雰囲気によって、パティシエ職について明るくない僕のような読者でも容易に想像力を掻き立てられますので、あっさりと飽きずにここまで読むことができました!
一方で、話数に対してストーリーの進行はまったりなので、展開の速い王道ファンタジーに飽きを感じている方には特におすすめです。
温(ヌル)くも甘くもなっていない卵白を被って始まる異世界転移が、今後どのように調理されていくのか、温かく見守っていきたい所存です……!