「忍び」を含む小説

西の王の結婚式。 花嫁は、亡国の姫君。 ――西の王に滅ぼされた、東の国の戦姫 彼女は密やかな想いを忍び持ち、西の王との婚儀に挑んだ。 これは、そんな姫のたった一人の従者の御…

戦国時代、己が主君である織姫を守れず自死した忍びの才蔵は、異国（異世界）に転生してしまう。 ゾウエンベルク辺境伯の息子であるサイとして新たに生まれ変わった彼は、異世界での新しい生…

豊臣秀吉が全国を平定し、元号を「瑞祥」と改元した瑞祥時代、家の再建のため、復讐のため、そして三振りの宝刀を取り戻すため、謎の忍びに禁術をかけられてしまった亡国の姫さやと、その従者…

時は応仁の大乱から三十年。 鏡の社（かがみのやしろ）に伝わる古文書によって警告されていた大厄災……この世の終焉を意味する恐ろしき事態が現実のものとなった。宮司の親子は特別な精霊を…

仮想戦国世界。 近年勢力急拡大する大名・尾形紫月（おがた・しづき）には三人の寵臣がいる。 領内一の剣豪にして、半農半兵の者たちへの軍事訓練で領内の郷（さと）を巡る樹（たつき）。…

現代社会に生きる忍びの末裔。 その次期頭目『土戸哲人』は疲れていた。 生まれてから今まで繰り返される修行と称した地獄の日々。忍びの使命といわれる暗殺稼業、忍びである事を忍ぶための…

【あらすじ】 寛永十四年、島原。徳川諸藩十二万人の軍勢は、切支丹を中心とした三万人の叛徒を制圧しようとしていた。 翌年二月。原城址で抗戦する縫、嘉助、独去、三千世の切支丹忍…

江戸時代の初め、鳶沢甚内と言う盗賊がいた。風魔小太郎の下で殺人や略奪を働いていた、もと忍びである。 ところが、風魔集団は幕府の取り締まりにより瓦解し、彼は拠り所を失ってしまう。 …

未来世界、主人公黒斗は神であるアマテラスの人の姿である闇夜灯里とともに魔物や下級妖怪を狩っていた、闇に潜み、闇に忍び、闇を切り裂く魔戒騎士となった黒斗は霊羽、祭羽、来牙とともに果…

戦国時代。伊勢の港町を舞台に繰り広げられる歴史ファンタジー。甲賀忍びの出張所「雲」の旅籠を営む玄爺と孫娘の凪。宿に訪れるひと癖ふた癖ある人々のお話し。

真田家に生まれた昌幸は、信玄によって武藤家を継ぎ武藤喜兵衛昌幸として信玄の側近として仕え、多くの戦場に臨み戦術戦略を自然に身につけていった。だが、昌幸の運命は、長篠の戦いで、真田…

血で血を洗う戦国時代。 関東に威を張る忍び集団──風魔一族はその恐るべき術をもって関東の雄である北条家を守護していた。 しかし豊臣秀吉による小田原征伐によって北条家が滅亡。風魔一…

時は、幕末、花のお江戸は深川に、『お上』公認の日本初『探偵社』が作られた。集う輩は、多才な者たち。記憶を失くした剣鬼、忍びの修業をした旗本のご落胤、武道オタクの和尚、蘭学、西洋事…

こちらの作品ですが、大幅改稿して、新たに連載開始いたしました。 ストック分は今後公開していきますが、こちらの作品も読んでいただけますと幸いです。 https://kakuyom…

戦国時代。伊勢の港町を舞台に繰り広げられる歴史ファンタジー。甲賀忍びの出張所「雲」の旅籠を営む玄爺と孫娘の凪。宿に訪れるひと癖ふた癖ある人々のお話し。

敗者に人権無し！！ 不慮の事故で最愛の女が意識不明となった少年、青桐龍夜（あおぎりりゅうや）。 彼女との約束（ちぎり）を果たすため、高校柔道の頂点（てっぺん）になることを誓う。 …

　弥助やないかーい。 　時は天正十年　六月三日、本能寺の変と歴史に名を残す謀反劇の翌日、戦わず投降した事で生き延びた黒人の弥助はふとした事から宣教師達の謀略を知ることになる………

（※ひとまず6話目までで一区切りとなります） かつて世界に災厄をもたらした魔王・イヴ。 歴代の英雄たちが叡智を出し合い何度も封印していたその効果が期限を迎えようとしていた。 最…

夜空を真っ赤に染める炎。故郷を賊に襲われ、その時死んだ女。 三年後、白鈴は水槽の中で目覚める。 彼女は意識を取り戻し気付く。そう、人の姿をしていなかった。 記憶は曖昧。体は「水…

口が悪くて目つきも悪い。力は人一倍強くて怒ると口より先に手が出る。 向かうとこ敵なし。そんな負けん気の強い不良・秋野金華18歳は自分の住む町の伝承に巻き込まれた。 それはこの…