学園反逆ブラッククロウ 外伝 業火を継ぐ者
ハガネ
金色騎士編
第1話 ヒカリナキセカイ
未来世界、そこは妖怪と魔物を封じ込めていた羅生門が開き荒廃していた、そこで俺、魔戒騎士である鴉黒斗と神、アマテラスである闇夜灯里とともに仲間達とともにあちこちを旅している、羅生門を閉じようにも人間界に溢れ返った妖怪、魔物の量は多く、魔戒騎士、退魔士、対魔忍、神騎、閃忍、妖怪側、陰陽師をもってしても押し負けているのが現状だ、そして朝だろうと昼だろうと夜だろうと闇が世界を覆い光なき世界を生み出している、灯里は「この世界はヒカリナキセカイ」と言った、魔物が少女に襲いかかった瞬間、俺は魔導剣 業火を抜き真紅の炎を纏わせて火花とともに魔物を斬った、魔物は知性はあるが獣のような感じだ、そして魔物は俺に「魔戒騎士か?」と聞いた、俺は「ああ、お前を斬る為にきた」と返す、そして俺は次々と魔導剣 業火で魔物に剣戟を浴びせ消耗させていく、そして右手の鞘に魔導剣 業火を収めもう一度抜き 赤色の光で魔導剣 業火で円を描き、赤色の光とともに魔戒騎士 金色騎士の鎧をその身に纏った、両肩、膝、肘は赤色、全身は金と銀の金色騎士の鎧を、そして魔物は飛び上がり俺もそれを見逃さず飛び上がった、上空で激しくぶつかりあう火花、闇に覆われた空を剣戟が空を彩る、そして魔物を土煙とともに地面に叩きつけ俺は「貴様の因果!俺が断ち切る!」と決め台詞を言い魔導剣 業火の一太刀で斬り裂き爆発させた、そしてこの俺の持つ魔導剣 業火に収められた鎧は金色騎士 王道来牙の纏う鎧と同じで漆黒の闇を合わせ持つ、ただ決定的に違うと言えることは1つありこの鎧は長い間、纏える者はいなく断然していながらも金色の輝きは失わなかったことだ、そして俺は鎧を脱ぐと灯里は俺に「お疲れ、この街かなり因果の匂いがする」と俺に告げた、そしてその頃、陰陽師側も安倍晴明が下級妖怪を倒していた、安倍晴明は「わらわは守りし者の役目を果たせておるか」と自問自答した、そしてそれは羅生門が開いてからどの部隊ですら消耗戦を余儀なくされていたからだ、そして守りし者達は皆それぞれ戦い、時には軍の協力すら仰いだ、それでも妖怪や魔物は羅生門から溢れ返りきりがない戦いを余儀なくされていた、そして安倍晴明は一度、源博雅とともに平安時代にこの光景を経験している、源博雅は「お前はちゃんと陰陽師として守りし者として役目は果たしている、心配するな」と言った、そして軍の部隊の人ですら安倍晴明を褒めていたそしてこのヒカリナキセカイでは陰陽師と言えども力がうまく発揮できないうえに武神 源博雅が相棒としてパートナーとしているおかげでようやく安倍晴明は全力を出せているのだ、そしてその為、安倍晴明は魔戒騎士達を尊敬している、彼らは守りし者としてこの過酷な世界を守ると決めていたからだ、そして何より安倍晴明が俺たち漆黒の銀翼を魔戒騎士に育て称号も得られることにしてくれたからだ、だがそのことで安倍晴明は悩みの渦中にいる、何より変身できても力がうまくだせないうえに数で押しきられると不利だ、そしてその頃、俺は灯里とともに少女を保護して両親のもとに送り届けたそして少女は灯里に「生き抜く覚悟を頂戴」と言った、そうこの過酷なヒカリナキセカイでは生き抜くことにも覚悟がいる、灯里は少女の頭を撫でて「安心して貴方達は私達が守るから」と言った、俺は「優しいな」と灯里に言った、何より俺は黒歴史の遺産である闇の書が引き起こした夜叉動乱事件をその身で漆黒の銀翼に所属していた時に経験しているからだ、灯里は俺に「貴方ほどでもないわよ」と言った、魔導剣 業火を継ぐ者としての覚悟ももちろんあるができれば人間が下級妖怪や魔物に襲われるのを減らしたい、祭羽が退魔士側のリーダーになったのもそれが理由だ、そして今は六道学園も今は対魔忍の育成に力を注いでいる、俺たち魔戒騎士は闇を照らす希望の光になる必要がある、幾億の魂が愛を求めているこの未来世界ではだ、灯里が寮である天岩戸から出て世界を旅することを決めたのもそのせいだ、そしてその頃、学園クローバーでは霊斗は霊狼の鎧を纏い魔物と妖怪と戦っていた、霊山寺 霊斗の魔導剣の紫色の光が闇を斬り裂き、次々と魔物と妖怪を爆発させていく、今の学園クローバーでは餓えた正義を盾にしてでも生徒を育成している、霊斗は「果てない旅を続ける奴のまなざしは何を写すのか」と言った、そこに神眼時 真名美が変身し現れ「まぁ、魔戒騎士ですもの色々見てると思いますわよ」と言った、何より学園クローバーから俺たちを旅に出したのは生徒会長である霊斗と真名美の2人だからだ、時同じくして六道学園では雷道雪風が生徒と修行していた、闇を裂く雷光がほとばしり生徒たちはほとんどがノックアウトしていた、雷神の対魔忍である雷道雪風が金色騎士である王道来牙に頼まれたことをしているからだ、対魔忍の中から次の稀代の奴らを育成する為だ、そして雪風は「来牙、私は貴方の隣に稀代の奴らとして立ち続けるよ」と闇が覆う空に手を伸ばした。
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