第2話 炎の刃 煌めく

俺と灯里が街で魔物を狩っていたその頃、退魔士である祭羽とそして勇者の一族である柚希の2人も鬼神変身をして戦っていた魔物と妖怪相手に上空は祭羽が、地上では柚希が激しい火花が飛び散りそして炎と赤紫色の光を纏った剣戟で魔物と妖怪を圧倒していく、柚希は鬼神勇者の称号を手にしている、そしてさらに祭羽と柚希の2人は稀代の奴らだ、魔物と妖怪でもそしてその実力差は埋まらず圧倒されていく、祭羽の炎の刃が煌めくと一体の魔物は斬撃で斬り裂かれ爆発した、すかさずに柚希も赤紫色の光を纏った刃の一撃で魔物と妖怪を斬り裂き爆発させた、そして祭羽と柚希の2人は俺と来牙と同等の強さを持つ魔戒騎士を探してこの街に来ていた、そしてその魔戒騎士の称号は金色騎士の次の位とされる白銀騎士、彼の名は白銀霊牙、彼も稀代の奴らであり強さだけなら俺と来牙と同格だからだ、祭羽は柚希に「ここにもいませんね、彼は」と言った、柚希は祭羽に「噂じゃ魔物や妖怪の拠点に殴り込みかけて全滅させてるらしいからね」と言った、ヒカリナキセカイ、まさにここは魔物や妖怪のほうが力をつけるにはうってつけの世界だ、そしてその為、退魔士も勇者の一族もそれぞれ連携をとりながらもうまく対処できてはいるが鬼神変身をできる退魔士と勇者の一族は祭羽と柚希の2人しかいないのだ、そしてそうだからこそ白銀騎士の存在が金色騎士と同じく必要不可欠な存在となった、祭羽と柚希は一度、退魔士の里に帰還しそしてそこで鬼神変身を解き若い退魔士の修行を始めた、未だに祭羽のような閃光鬼神撃を習得した退魔士がいないからだ、そして少なくともその霊力は通常の基準を満たした退魔士が多いのだが、そして閃光鬼神撃の構えをとった際に自らのもつ自身の霊力で反発作用が起き吹っ飛ばされる退魔士が多い、六道学園にいる稀代の奴らであり雷神の対魔忍、雷道雪風のところも閃光鬼神撃の修行ではほぼ同じ結果に対魔忍達ですらないっているらしい、そして消耗戦を余儀なくされている今は閃光鬼神撃の習得できる者は出来るだけ多い方がいい、そしてそれは例えそれが餓えた正義だったとしてもだ、灯里も閃光鬼神撃を習得してはいるが稀代の奴らには位置付けられてはいない、そしてその理由が灯里、彼女が神、アマテラス本人だということだ、そして閃光鬼神撃を習得できたのは今まで俺たちの戦いを見ていたからだ、だからこそ稀代の奴らの育成には非常に力が入って当然なのだ、柚希と木刀で稽古している退魔士、太刀筋は良いものの柚希は居合を見切りたった木刀の一太刀であっさりkoした、白銀騎士は双剣と槍の使い手の2人がいるという情報を集める為には例え閃光鬼神撃を習得できなくても修行では柚希と祭羽の2人は手を抜かないようにしている、そして木刀で退魔士達と柚希の剣戟が激しくぶつかりあう、赤紫色の炎の刃を時より木刀に纏わせながら巧みに退魔士達の太刀筋の癖などを見抜き打ち倒していく、そして倒された退魔士の1人が「すごい、これが鬼神勇者の実力」と言った、そして赤紫色の炎の刃が煌めくとその火の粉を退魔士は見つめていた、鬼神勇者の称号は魔戒騎士でいう金色騎士つまりは最高位の勇者の称号だ、そしてその称号に恥じないぐらいの実力を柚希は確かに持っている、そして白銀騎士の情報は修行中に手に入れ祭羽と柚希の2人は街を転々としているからだ、そして基礎体力では退魔士である祭羽も同格の為か、退魔士達は息を皆切らしていた、そして休憩に入った時に俺と灯里の2人は祭羽と柚希の2人が帰還している勇者の里に来た、俺は魔戒騎士として倒した魔物の報告に、そして灯里はただ単純に祭羽と柚希の2人に会いに来た、灯里は「稀代の奴らの育成はどんな感じですか?」と問いかけた、すると祭羽は「まぁまぁって感じね、閃光鬼神撃を撃てなくても妖怪や魔物は今の強さの退魔士なら対処はできる、問題は技で起こる身体への負担ね、閃光鬼神撃でもかなりの負担がくるから並みの技でも霊力はできるだけ消費は抑えないと」と言った、閃光鬼神撃は放つと莫大な霊力を消耗するその為、使い所を選ぶ技だ、稀代の奴らの称号を得た者達は少なくとも俺も祭羽も雷羽も雪風も紅羽も柚希も祭羽もよくそのことを理解している、時同じくしてその頃、魔物の拠点をある魔戒騎士が魔戒騎士の鎧をその身に纏い魔物を圧倒し壊滅させていた、蒼く白く輝く鎧、白銀の双剣、そして彼の名は白銀霊牙、霊山寺霊斗の師匠の魔戒騎士にして魔導剣 白夜の使い手だ、霊牙は「どうやら此処にもめぼしい物はないか」と言った、彼は今は武神 源博雅のもとで魔戒騎士として動いている、蒼く傾く月夜、魔物の拠点から飛び上がり崖に降り立つと霊牙のその白銀騎士の鎧は月明かりに照らされ白銀に輝く、そして霊牙は「仕事じゃなければ鬼神勇者とも会えたな元漆黒の銀翼の魔戒騎士様にも」とそしてこれから先の旅で、俺と灯里の2人は白銀騎士である白銀霊牙と出会うことになる。

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