「夏物語 青春」を含む小説

「──大丈夫です。私、八月三十一日に、寿命で消滅しますから」 人付き合いが苦手な高校生・四宮夏月が引き取ったのは、”白波”と名乗る祖父の遺産、余命一ヶ月のバーチャル・ヒューマノ…

「一緒に、私の名前、探してもらえませんか？」 信越の田舎を舞台に 僕と愛理栖が 『なまえ』を探し旅をする ある夏・物語 ※笑い有り感動有りのSFヒューマンファンタジーです。 1…

十六歳の少年、紫音はとある夢に悩まされていた。 知らない少年に惨殺される夢。 だが、その日見た夢はいつもとは違って＿＿

各話のあらすじを紹介文に記載しています。 気になった話だけでもご覧いただけますと幸いです。 青くて苦い感情を摘むことはしなかった。 それはいつしか大きく熟し、ほのかな甘さを秘め…

夏休みの市民プールでわたしが知り合ったのは、浮き輪で水面を漂う女子高生、渚さんだった。わたしたちの運命は「あること」がキッカケで変わり始める。 「小説家になろう」にも本作品を投…

隣に座った彼女は、私と話したいとつぶやいた。男子校に通う私と女子高に通う彼女は、恋愛オクテでなかなか親しくなるきっかけをつかめない。期限は、夏期講習のある2週間。あと一歩、あと一…

少年たちの熱い思いは幻想世界で花開く。 コロナ禍でプロ野球の開幕を夢見る2020年夏の物語。

二〇二〇年、八月。夏休みも数週間を残すのみとなった日。 何時ものように実家の手伝いをする孝介の前に幼馴染の葵がやってくる。 ラムネを飲みながら他愛もない色々な事を話す孝介と葵に、…

バスケットボールで活躍する憧れの五歳年上の人。その人と私の身長差は20㎝。 女の子同士だけど大好きなあなた。 大好きなあなたに届くため、私は真似して何度も何度もシュートを練習す…

マヤ暦によれば二〇二〇年三月二〇日に人類が滅亡するだとか何だとか……そんな終末論がボクたちの間でもまことしやかに囁かれたりしたのだけれど、七月も終わろうというのに人類はいまだに生…

幼馴染のキヨトとタケトは、いまやゲーム実況界では知らない者のいない有名配信者。そんな二人が、あの夏を懐かしむ。 ※この物語はフィクションですが、作者がゲーム実況をリスペクトして…

中学生の最後の大会、陸上部の少女――志島歌弧はリレーのメンバーに選ばれなかった。その理由は彼女に才能がないから。彼女は何処か風に浴びられる場所はないかと考えて屋上へと向かう。だが…

窓の外、青い空 教室の窓から流れ込んだ夏が 僕らのことを急かし始めている。 嗚呼、最後の夏。高三の夏が始まる。 短編夏物語を随時追加していきます。

”なぜ自分は剣道をやっている――？”　2020年夏。インターハイも部活動もなくなり、女子高生・あっこは自問――しなかった。そう、ソシャゲとアイス漬けの日々である。そんなあっこの元…

「私の小説を書いてくれませんか？」 クラスメイトの水無瀬柚は真面目な口調でそう言った。 カクヨム2020夏物語参加作品です。慣れてないので読みずらい部分があったらすいません。…

美しい海と波。知られざるサーフィンの世界—— 2020年、夏。18歳のプロサーファー・ナオは、東京五輪のサーフィン会場にいた。オリンピックは延期となったはずだが… 小麦色の身体…

今でも、あの時の事を鮮明に思い出すことが出来る。 2020年の8月11日。 蝉の声が四方八方から響く、うだるように暑い夏の日。 海の向こうまで見通せる、おばあちゃん家の軒下で。…

　大学生の逢坂は失恋ついでに、メールのエラーメッセージ「MAILER-DAEMON」にメッセージを送ったら、何故か返事があって、奇妙なやりとりをすることに！？ 　彼は、恋のアドバ…

山咲球悟の速球がミットを鳴らす音は常に味方を鼓舞し、安心させた。端的に言って彼は天才だった。 4/23 コンテストのためまったくもって不本意ながら、意志に…

芋（一点から動かない）砂（スナイパー）。 ＦＰＳゲーム内の俗語でそう揶揄される拗らせ主人公がちょっぴり青春する物語。