概要
大賞受賞!応援感謝!@カクヨム2020夏物語 SF・ミステリー小説部門
マヤ暦によれば二〇二〇年三月二〇日に人類が滅亡するだとか何だとか……そんな終末論がボクたちの間でもまことしやかに囁かれたりしたのだけれど、七月も終わろうというのに人類はいまだに生き残っている。
◆大賞受賞しました! 『カクヨム2020夏物語』
https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu2020summer
◆あとがきのようなもの
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885533500/episodes/1177354054918194002
◆大賞受賞しました! 『カクヨム2020夏物語』
https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu2020summer
◆あとがきのようなもの
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885533500/episodes/1177354054918194002
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!未来を諦めないために
自然は人類に微笑むのか。
緑は豊かな自然の象徴でもあるが、それは人類にとって救いか脅威か。そんなものは“彼ら”にとっては関係のないことだろう。
人類がいま立っている先の見えない状況を、この小説でいう謎の緑化に転じてみると、人間の営みなぞ、いかに脆いものであるか気づかされる。
その中で、やはり若さにはそういう諸々に打ち勝つ力があるように思う。
主人公は不安を抱きながら、どうしたらこの状況に対応できるか考えている。
そこに未来を想像し、その未来を迎えるための希望を持っているからだ。
この主人公のように、何ができるかはまだわからなくとも、未来を諦めずに前を向こう。
そんな希望をくれる物語。