「中世フランス」を含む小説

20XX年、再び起こった金融危機で全てを失った馬上渓太(うまがみけいた)は不慮の事故で命を落とす。ジャンヌ・ダルクを救えなかった天使アイヒヘルンと出会った渓太は中世フランスの貴族…

各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。 １５〜１９世紀まではガストン…

中世フランス風の異世界を舞台にしたダークファンタジー×恋愛×サスペンス。 聖騎士見習いのミシェルは、吸血鬼討伐集団「シアン・ド・ギャルド」の一員である。使う武器は特注の聖武器で…

下記のあらすじは第31回電撃小説大賞向けとして、物語の結末まで書いてあります。連載を楽しみたい方は、途中から読み飛ばしてください。 ◆ あらすじ 　1310年、地中海に面した南…

アレクサンドル・デュマが作家として駆け出しのころに書いた戯曲（演劇用のシナリオ）を日本語に翻訳した作品です。1831年10月20日、オデオン座初演。全五幕の悲劇。 原題は『Cha…

　15世紀の中世に百合の紋章のフランス王国と鷲の紋章の神聖帝国ドイツの２つの大国に挟まれて繁栄を誇っていたのは、実は華麗なるブルゴーニュ公国でした。 現在のベルギー、オランダ、ル…

１２世紀フランス、ゴシック建築の創始者といわれる聖ドニ修道院長シュジェールと二代にわたる国王の物語です。 同じ修道院で学んだ友人同士の片方が国王と なり、もう片方がその菩提寺の長…

【10/21電子書籍とペーパーバック刊行】若く美しいカルナック城主オリヴィエは、従者トリスタンとともに狼に襲われている騎士を助けた。彼はフランス王シャルル七世に仕えるリッシュモン…

15世紀フランス イングランドとの長きに渡る戦いに勝利の文字が見えてきた頃… フランス北西部のブルターニュでは、少年が次々に消えるという事件が起こっていた。 領主ジル・ドゥ・レ…

勝利王シャルル七世といえば「ジャンヌ・ダルクのおかげで王になった」と「恩人を見捨てた非情な暗愚」という印象がつきまとう、地味なフランス王です。 ですが、その生い立ちは「設定盛りす…

救国の英雄ジャンヌ・ダルクが現れる数年前。百年戦争は休戦中だったが、フランス王シャルル六世の発狂で王国は内乱状態となり、イングランド王ヘンリー五世は再び野心を抱く。 兄王子たちの…

これはフランソワ・プレラーティが後に語った、ジル・ド・レの催した悪魔的な晩餐についてである。

フランスの田舎娘、カトリーヌ・ダルク。彼女は今日も、平凡な毎日を過ごすはずだった……。突如目の前に現れた、死んだはずの姉・ジャンヌを見るまでは。

連載中の『長門有希詩篇』https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054888340059 の外伝です。舞台は13世紀の南フランス。魔法使いによって…

大学生の拓馬には、どうしても忘れられない祭りがあった。 祭りのことを知りたくて向かったフランスで、彼は神父の家に伝わる話を聞くことになる。

あらすじ／ 　十三世紀、妖精と魔法が存在した時代。 　先祖の覗きに由来する罪で、十代半ばで妖精メリュジーヌの呪いを受け、およそなんでも斬れる〝ジョフロアの大牙〟の能力を得た遍歴騎…

『我が一族に仇なす者は心せよ、我らジロワの末裔なり』 暗黒の時代と呼ばれた、中世ヨーロッパ。 ローマの繁栄は記憶の彼方、石造りの街道も寂れて打ち捨てられた、十一世紀初頭のフラ…

15世紀末、もっとも苛烈な内紛の爪痕を残すフランスで、青年アレクシスはひとりの少女を拾う。 場所は変わり、他国との戦争に敗れ神聖ローマ帝国と名乗るようになったイタリアで、一人の…

　雨の日は、好きだ。下っ端侍女のロニは、雨が降るたびにそう思う。 　ロニには、雨の日に仕事があった。彼女の仕えているお嬢様の手紙を、とある屋敷にお届けするという大切な仕事が。

　よその村からドンレミ村へやってきたメアリーは、ジャンヌのことが嫌いだった。 　村一番に気立てが良くて、お人好しで、信心深い。だからメアリーはジャンヌのことが嫌いだった。 　そし…