概要
ブルゴーニュ公国公女マリー姫のハプスブルグ家マクシミリアンの愛の物語
15世紀の中世に百合の紋章のフランス王国と鷲の紋章の神聖帝国ドイツの2つの大国に挟まれて繁栄を誇っていたのは、実は華麗なるブルゴーニュ公国でした。
現在のベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、そしてフランスの一部に跨る広大で豊かな土地を支配し、当時のフランスやイギリス王国と対等に渡り合える財力を持ち、中世の夢物語そのものの栄華を極めていたブルゴーニュ公国の『我らが美しき姫君マリー・ド・ブルゴーニュ』を中心に、繁栄を誇る少し前のハプスブルグ家の御曹子マクシミリアン(後の神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世)とマリー姫の史実に基づいた美しも、少し哀しい愛の物語を皆様にご紹介致します。
マリー・ド・ブルゴーニュとマクシミリアンの他にも、イザベラ・ド・ポルトガル、シャルル突進公、イサベラ・ド・ブルボ
現在のベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、そしてフランスの一部に跨る広大で豊かな土地を支配し、当時のフランスやイギリス王国と対等に渡り合える財力を持ち、中世の夢物語そのものの栄華を極めていたブルゴーニュ公国の『我らが美しき姫君マリー・ド・ブルゴーニュ』を中心に、繁栄を誇る少し前のハプスブルグ家の御曹子マクシミリアン(後の神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世)とマリー姫の史実に基づいた美しも、少し哀しい愛の物語を皆様にご紹介致します。
マリー・ド・ブルゴーニュとマクシミリアンの他にも、イザベラ・ド・ポルトガル、シャルル突進公、イサベラ・ド・ブルボ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!欧州中世の風景と史実で綴られた優美な歴史絵巻
『中世最期の騎士』 と 『民から慕われる美しき公女』 の二人の結婚と、歴史的王国の誕生。
普通に王道ファンタジーの鉄板設定のようなパワーワードに聞こえるのに、これは歴とした史実。
欧州ハプスブルグ家の中興の祖とも呼ぶべきカップルの誕生の物語です。
本作、とても歴史色が強い作品で、関連する歴史的事象を丁寧に紹介しながら進めて行くスタイルであり、テンポよい物語を期待されている方には、正直あまりお勧めできないと思います。
ですが、この作者様が紐解いてくれる歴史的なイベントを踏まえながら読み進めて行くストーリーは、普通の小説とは異なり教科書で習った出来事に精彩を与えて一つの物語を作り上げていくよう…続きを読む