概要
ゴシック建築の創始者といわれる聖ドニ修道院長とフランス国王親子の物語
12世紀フランス、ゴシック建築の創始者といわれる聖ドニ修道院長シュジェールと二代にわたる国王の物語です。
同じ修道院で学んだ友人同士の片方が国王と なり、もう片方がその菩提寺の長となり、ふたりして力を合わせフランスという国の土台をつくりあげ、国王の息子は父の親友を尊敬し十字軍遠征中には宰相の 地位を預ける、という燃えまくりな人間関係が史実通りですので(笑)。
いつか12世紀フランスはがっつり描きたいです☆
※wilhelmina様の【神父アンソロジー】『Kyrie eleison』完売済み
からの再録です。
参考文献はここに
https://florentine.hatenablog.com/entry/2015/09/06/152721
同じ修道院で学んだ友人同士の片方が国王と なり、もう片方がその菩提寺の長となり、ふたりして力を合わせフランスという国の土台をつくりあげ、国王の息子は父の親友を尊敬し十字軍遠征中には宰相の 地位を預ける、という燃えまくりな人間関係が史実通りですので(笑)。
いつか12世紀フランスはがっつり描きたいです☆
※wilhelmina様の【神父アンソロジー】『Kyrie eleison』完売済み
からの再録です。
参考文献はここに
https://florentine.hatenablog.com/entry/2015/09/06/152721
いつもありがとうございます!現在難病疑いで療養中ですが元気になってまた小説をガシガシ書きたいです。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!伽藍に安らう魂
「良き君主」とはなんだろうか。
おそらくは自分に正直では「良き君主」にはなれないだろう。
ルイ六世の父親は、自身の好悪に正直であったが故に、失意のなかで亡くなっている。
生涯を虚像のなかに身を置いて生きることが「良き君主」の条件のひとつならば、「本当の彼」の安息の地は、菩提寺にしかないだろう。
世俗と、聖界。
ふたつの世界を「『フランス』を形作るために」巧みに束ね、虚像のなかに生きた王。それが可能だったのは、たとえみずからが虚像に生きたとしても、自身の「真実」を知っている者があればこそだろう。
その名を刻んだ伽藍で、「かくあるべき」自分から解き放たれて眠る魂。
彼らの抱え…続きを読む