「七不思議 ホラーじゃないよ」を含む小説

――七不思議を順番にめぐると、最後の不思議「大階段踊り場の鏡」に知らない自分の姿が映るんだって。 小学六年生の結菜(ユイナ)が通う三日月(みかづき)小学校では、そんな噂がささや…

うちの学校には、二宮金次郎像にまつわる七不思議がある。 学校の七不思議の定番、夜になると動く二宮金次郎像。 しかしアナタは二宮金次郎のことを、どれだけ知っていますか？ 誰も知ら…

【注意】 ・この話はフィクションでありファンタジーです。実在の人物・団体・宗教・民俗・地名その他諸々と似たような名前があっても何も関係ありません。また、特定の人物・団体・宗教・民…

「朝起きたらパンツがねェ！」 　美少女悪魔にパンツを奪われた男子高校生、阿沙賀。彼ははパンツを取り返すために彼女と契約を結ぶ。 　登校してみれば学園はゾンビパニックで右往左往。拳…

小学五年生の僕は、あまり者のクラスメイト達と「七不思議」を作る自由研究をすることとなった。まとまりのない僕たちはそれぞれで、K小学校にまつわる怖い話を探し始める。七つの怖い話が集…

夏穂が通う笹風学園には七不思議が伝わっていた。 ある日、七不思議の１つ"業報の祠"が実際に発見され、その扉が開かれてしまう。 その後次々七不思議が確認され…

七不思議に関わり、その後行方不明になった柄畑夏穂。その妹である秋穂は、姉の姿を追いかけて夜の学校へと足を踏み入れる。そこでは新七不思議が彼女を待ち構えていた。

わたしの通っている高校には旧校舎がある。その三階の端っこの教室ーーミステリ研の部室であるそこには、白雪先輩がいる。 その名の通り、雪のように真っ白く透き通る肌、艶のある長い黒髪を…

地方都市の大型ショッピングセンター。 その三階奥、寂れたプラネタリウムで働く主人公は、七つの不思議な出来事に出会う。 【本作は横溝正史ミステリ＆ホラー大賞応募作です。 　応募…

親の転勤で地元に帰ってきた僕は、部員の足りない『オカルト部』なる怠惰な部活に入部してしまう。このままゆったりと学校生活を送るかと思った矢先、やっぱり部活が廃部の危機に！？ ゆるふ…

夢の中で、茜はクラスメイトに代わって花子さんを呼んでみることにした――

“夜は鬼火が舞い、昼には狐の鳴き声が時おり響く。 そんな旧校舎には黒と赤のセーラー服、旧狐宮学校の制服を着た狐面の少女が居り、一つ願いを叶えてくれるというもの。 だが誰もそれ…

よく、神様とは「見る」ものではなく、「感じ取る」ものだという話を聞きます。 私はそういった神霊の類に関してはまったく疎いのですが、オカルト関係の話を集めていると確かに「感じ取る…

「4時44分44秒に家庭科準備室の姿見で合わせ鏡をすると……」 という、どこにでもあるような七不思議を実践したマリーは、 友人を鏡に吸い込まれてしまい、鏡にトラウマを抱え続けるこ…

フリーランスエンジニアの俺は、仕事の傍ら音声配信サービス「ボイスキャスト」を聴くのが日課。 普段は時事ネタや雑学の番組を愛聴しているが、この日は偶然見つけた『実話！　恐怖体験放送…

僕は頭のない幽霊、神田先輩に恋をしている。そんななか神田先輩を独占しようと流した六話目の七不思議が実現しだす。

※こんな読者にオススメ※ ・男女の年の差バディものが読みたい人。 ・独自解釈の怪異ホラー＆ミステリーが見たい人。 ・小学校を舞台にしてほんのりノスタルジーを感じたい人。 ※あ…

「……なあ、香帆。お前校内新聞のネタで、七不思議調べてるって聞いたけど、それ本当か？」 　幼馴染の聖は、休み時間に真っ先にそう口にした。香帆は不機嫌になる。最近の聖はどうにもお…

小学校最後の夏休み……皆が遊びに勉強に全力を注ぐ中。 警察官の両親を持つしっかり者の男の子、小学６年生のユウキはいつでも一緒の幼馴染であるカコを巻き込んで二人は夏休みの自由研究の…

　旧校舎。 　ダムに沈む予定だった廃村。 　幽霊階段。 　ようやく閉じられた空間を抜け、真実を求め、彷徨う明路たち。 　だが、封じられた記憶と、強く甦る前世の記憶に蝕まれ―…