「よりどころ 短編」を含む小説

日本に最大の危機が訪れた時、武蔵野ミュージアムの隠された秘密が明かされる。

【カクヨムWeb小説短編賞2023　短編特別賞受賞作品】 本作は、公開済みの童話集『コンプライアンス童話』より、カクヨムコン向けにコンプライアンス桃太郎を抜きだしたものです。 …

山原美葉はクリスマスイブの夜、買い物帰りにたまたま通ったイルミネーションの前で、小学校の同級生で初恋相手の皆城勝基と再会する。 叶わないと思っていた初恋が動き出した―――。 …

　世界の行く末をかけて、勇者と魔王が戦うっていうのは定番ですが、その勇者も魔王もパパだったら……という設定のお話です。 　家に帰れば愛する妻、可愛い子どもが待っている、となれば戦…

　ませた小五の妹から質問があった。 「恋ってなんだろう？」 　――じゃあ、考えてみようか。 ＃思想 ＃会話

　プロバレリーナの喜多村穂波（主人公）は、美しき舞で周囲のバレリーナの自信を失わせ引退に追い込んでしまうことから、自身の舞を『死の舞踏』と卑下し、悲しみに苛まれていた。 「あ…

今も昔も変わらない世の中、何故変わらないか？人という存在が変わらないからである

　ある朝。あなたが出勤の支度をしていると、唐突に魔法陣が現れる。そしてそこから、1人の少女が現れた。 　自分を宮廷魔導士だと語る金髪碧眼の『リエステ』は、命の恩人であるあなたに…

「見えないものを見ようとした瞬間、それは本物になるんだよ。」 その言葉が黒雲に覆われた僕の夏を変えた。 つかみどころのない「彼女」に惹かれる「僕」のこころの底をすくいあげる青春短…

私立コズミック大学――私が現在、入学を志している勉強処（べんきょうどころ）であります。 しかし、もう受験勉強などしている場合ではありません。腕をぶんぶん回し、張り切って声を上げ…

（原題:歯車と恋）大学1年生の「僕」は、バイト先の先輩、透子さんに恋をしていた。 たまに変なことをするけど美人でしっかり者の透子さんと、捉えどころのないことばかりする、童顔で可…

夕方の九良高等学校三階。 夕日に照らされた空き教室にいる俺は深川快斗。今年から高校生になったばかりのピチピチ一年生だ。 「ど、どうしよう…快斗」 　隣に立つのは普段は穏やか…

第12回空色杯の500字未満の部の応募作品です。 詳しくはこちら⇒https://twitter.com/kro_ba_ 昔は違和感なんて感じなかった。 親友だと思っていた。 …

唯一の女友達に嫌われてしまったらしい。何をやらかしたんだ、自分。 理由を聞いても『本当に……何でもないから』って、絶対大丈夫じゃないよな！？ 何か避けられてるし……

向いていない仕事を日々こなす篠田麻衣にとって、ネイルは心のよりどころ。 ところが上司に、ネイルが派手だと注意されてしまった！ たまたま訪れたネイルサロン「AMUZA　NAIL」で…

平凡だけど、超弩級不幸体質の立花透。高校生。 道を歩けば、命の危険が迫ってくる。 当たりどころが悪ければ死ぬものから、鳥のフンまで色々頭上から降ってくる。タクシーに乗ればほぼパン…

仕事が忙しい中堅どころのおっさんサラリーマンと本社から移動していた若手の上司の話し

藤原悠は愛される。妹、姉、そして幼馴染に。 だが、彼女たちとの恋愛は全てアウトだ。姉妹は血が繋がっているし、将来結婚しようと思っていた幼馴染は実は男であったことが判明した。それら…

こんなことをされたら、仕事どころじゃない。

「博人、今日から高校二年生ね」 「は？　母さん、僕は今年から高校三年生だろう？」 「まぁ、何を寝ぼけているのよ！！　今年から二年生でしょう」 僕の名前は薄井博人（うすいひろと）。…