「鬼 妖怪」を含む小説

『伊勢物語』をもとに鳥山石燕が描いた妖怪画『鬼一口（おにひとくち）』。 その絶望たるや、と思いつつも、美しいと思ってしまう絵です。

国は妖たちによってその日常を脅かされていた。それを排除すべく結成されたのが、青龍・朱雀・玄武・白虎からなる特殊警備隊。 特殊警備隊・白虎軍に新たに配属が決まった白髪の少年フウリは…

※ネタバレ注意 【キャラクター設定】 天池こより(あまいけ　こより):動物の言葉がわかる小学六年生。心優しくて、朝は弱いがしっかりもの。困っている人や動物は見逃せない。幼稚園のこ…

大正時代、14歳の女学生に10歳の婚約者ができる話。 ※ネタバレ注意 キャラクター設定 ・雨宮安奈 14歳。 江戸川女学校に通っている。 国語以外の教科は苦手で、裁…

スキーに言った高校生が、傷ついたうさぎを助けたが、そのうさぎは、実は、雪女の化身だった。 命を助けてくれた雪女は、そんな彼を探し出し、恩返しをすると言って、同居を始める。 父親と…

＊2024.5.10　他サイトにて『赤鬼の娘』という名前で当作品を公開しております。 【2023.5.8に完結しました🎉】 　ある日、薬屋の養子・充は、半鬼の茜に連れられ、義…

鬼、人狼、ゾンビ、吸血鬼など、伝説上の怪物。それらが超自然的な存在ではなく、私たちの体や社会に潜む“疾患””伝染病”であったら？　人を人外に変える病に触れた現代人に待ち受けるのは…

江戸時代の陰陽師・蒼頡。かつて漢字を生み出した伝説の人物と同じ名を持つ彼は、筆をとり、和紙に言葉を記して文字に魂を入れ、自在に操る力を持っていた。時代は江戸時代初期。戦乱の世が終…

安倍晴明――それは誰しもが知る、最強の陰陽師。 その名を冠する女陰陽師、霧子もまた最強の称号を持つに相応しい――のだが、とてつもなく脳筋系陰陽師だった。 大抵の問題は物理的手段で…

　時は鬼や妖が都を跋扈する平安時代――。 　大内裏・陰陽寮に厳重に保管されていた、強大な妖力を封じ込めた殺生石。 　その欠片の一つが盗まれた。 　更に都では、神隠しも発生。 　半…

　夕美映町、12月の午前6時前の時間。 　小学4年生・赤橙白太《ｱｶﾀﾞｲｼﾛﾀ》は新聞配達をしている最中 　百鬼の魑魅魍魎たちが集団で行脚をしながら、暁の遠い空のその先へと…

「合格じゃ。わしの眷属にならんか？」 　この言葉で、私の人生は変わった。 　神様、妖怪、悪霊が未だしっかりと存在している現代。舞台は京都。ある日、神様の仕事を代わりに行う“代行…

九尾狐の紅巴はいたずら好きで貴族をからかっていた。それを止めるため賀茂英陽は追いかけ合う。 そんなある日。三大妖怪の一人、鬼が一族を引きつれ人を襲い始めた。 利潤関係により、手を…

　一九三〇年代、第二次世界大戦前夜——ここ、上海租界は、『東洋のパリ』 と言われていた。 　 　上海の中心部、黄浦区にある外灘《バンド》は、繁栄の象徴だったが、一方で外灘は、『偽…

この作品は『人の子、赤鬼の心つゆ知らず』の、一年前の話を書いた番外編です。 『人の子、赤鬼の心つゆ知らず』 　https://kakuyomu.jp/works/1681733…

世界にはAYAKASIと呼ばれる怪異が溢れ、人々はそれに対抗するためにKARAKURIと呼ばれる機動兵器を開発し、警察組織に配備していた。この帝国においても帝都において陰陽庁に鬼…

「第一部完結」自生するものが白い命を得て育つ〈白幹ノ国〉の軍人、高久匡は軍曹の階級を維持したまま新人少尉の教育教官・補佐役を務めていた。彼の教育を受けた新人少尉の生還率は高く、昇…

八意　弥勒は祖父母のもとで育った人間だ。 彼女を救ってくれたのは妖怪だった。 その妖怪は、大きく育った弥勒を幽世に誘う。幽世にて彼女が本当の意味で 変化する物語。

　数百年を生きる悪鬼、百鬼｜《ナキリ》阮｜《グエン》。彼はとある理由で故郷を去ることとなった。 　元々熟練の冒険者であったが、新天地で再びゼロからのスタート。 　長生きの彼は…