半妖の陰陽師～碧き閃光

登場人物

◆安倍晴明（あべのせいめい）……妖（あやかし）の血を引く、半妖（はんよう）の陰陽師。元は地下（じげ）の身分だったが、帝（みかど）の信（しん）を得て従四位（じゅしい）となる。半妖であることに苦悩している。

◆藤原冬真（ふじわらとうま）……藤原家傍流（ふじわらけぼうりゅう）・藤（ふじ）原（はら）南（なん）家（け）の嫡男（ちゃくなん）。左近衛府中将（さこんえちゅうじょう）。性格はがさつだが、正義感に富む。晴明が師の次に心を許した 相手。

◆賀茂忠行（かもただゆき）……晴明の師（し）。陰陽師として高い呪力を誇る

◆藤原頼房（ふじわらよりふさ）……関白。藤原宗家の当主であり、藤原一門のトップ。野心家で晴明をなにかと敵視する。

◆今上帝（きんじょうてい） ……時の帝

◆四条荷葉（しじょうかよう）……四条家の一姫（いちひめ）。またの名を薫衣（くぬえ）の君。七殿五舎（ななでんごしゃ）・昭陽舎（しやようしや）の女御（にょうご）に仕える。

◆法源（ほうげん） ……延暦寺（えんりゃくじ）の僧都（そうず）。

◆謎の法師（ほっし）・延慶（えんけい）……王都転覆（おうとてんぷく）を企む

◆十二天将（じゅうにてんしょう）……晴明が使役する最強の式神たち

◆太陰 《たいいん》 ……十二天将の一人。

◆玄武 ……十二天将の一人。北方の守護神でもある（四神）

◆青龍 ……十二天将の一人。東方の守護神でもある（四神）

◆小波令範（こなみれいはん）……殺生石（せっしょうせき）を王都に持ち込んだ張本人。