「箱もの」を含む小説

「世界は呪うか、祝福するしかない場所なのよ」 　と、その人は言った。 　――古い洋館、たった二人の住人、観葉植物であふれた部屋、外界から遮断されたような生活。 　藤谷志仄は、その…

趣味で書いたものの、完成までこぎ着ける。熱量、技量等全てが足りないため、中途半端にできた創作物の供養する場。 割りと真面目に誰か続き書いてくんない？

「友人のエリカは、屋上の外柵の外に立っていた」 エリカとの対話の中で、次々に湧き上がる疑問。今まで生きてきた、ごく当たり前の日常。 我々の生きる世界に、本当のものが一つでもあるの…

ここはアンティークショップ、『La casa dei ricordi（思い出の家）』。 その四代目店主、古川情一郎と中学生の孫、心は今日も今日とて掃除中。 だが掃除の最中、心は一…

「私は今、あなたの双眸の奥に神を見ています。おお、神よ。神に通じる全ての存在たちよ、本当にありがとうございます」

寂れた漁村に暮す主人公が、箱を見つける。 その箱から出て来た人魚に戸惑いつつ、悲しい人魚の伝説の思いをはせる主人公だが、彼女は何やら伝えたい事があるらしい。 彼女のハンドサイン…

あの年の夏の夕方。海をのぞむキャンプ場。一回だけの夏合宿。 バーベキューを囲みながら、彼女はひとつの約束を願ってきた。 その約束は、数年たっても……ひょっとしたら数百年の時が過ぎ…

※柴田　恭太朗さま企画に参加させていただいています。 お題：「壁」「人魚」「箱」 https://kakuyomu.jp/user_events/168180930842494…

服のまま泳いでは危ないです。 三題噺「壁」「人魚」「箱」参加です。

精霊と共生する島、ガル・アルカデ。 魔術士のリリエは危険な冒険者から、安全な都心での再就職を果たした。 就職先はローレンス精霊相談所。精霊関係の相談を請け負う政府公認の相談所だ。…

クラスの訳あり女子の悩みを溶かしたら、甘々彼女になった。 改稿前の十章、十一章の保管場所です。 本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/1681…

ナ界について私たちが知っていることは、とても乏しい。 それはあまりにも僅かな間に消え去ってしまったから。 ここに掲載したものは、すべてナ界からの声である。 小さな標本箱のなかに発…

内容 1話：歌詞クイズ

こはるさんのアサガオ的な。 ※いろんな犯罪の描写がありますが、犯罪を推奨するものではありません。 ※いろんなものは全部フィクションです。実在のものは関係ありません。 この作品…

現代日本でのほほんと暮らしていた鉄輪ナツメと斉藤雄介は、わけもわからないうちに異世界へと転送された。 ネットもねえ。サイゼもねえ。 おまけに言葉も通じねえ。 しかし、それでも稼…

水底の楽園は崩れ去り、人魚たちの平和な日々は今や、透明な夢と化した。密猟者たちに捕らえられた人魚は奴隷として売り払われる時を待つ。刻限が迫るような絶望的な状況下、奇跡が起こる。そ…

ジューネスティーンのパワードスーツRev.3.00の完成後メンバー分の5台のパワードスーツの製造をエルメアーナに任せて大ツ・バール帝国へ向かった。 優先順序は、前衛遊撃の2人ヒョ…

凡人を酷く嫌悪する凡人、日暮守。彼は天才へと成り上がるために『天才病計画』を企てる。 五十二日間の反撃の物語。

刑務所内の飛び降り自殺してしまうという噂がある絵の話。

★コメディなんで息抜きにつかってやってください。 谷川：主人公。大学の一回生。和十尊に出会って、平穏な大学生活が遠くなった。 和十尊君：大学生？　我が道を行くタフガイ。どんな状況…