「好きです」を含む小説

　慈悲なく愛深きエルフの森で生まれ育った森エルフ、ツェツィーリア（大した血筋でもあるまいに、やたらに高貴な名！）は、朋たる白き犬サバルカとともに、やれ魔王だのやれ裏切りの簒奪者だ…

宇多田ヒカルの「First Love」をイメージした小説です。 あくまでも私の中のイメージなので、こんなイメージで曲を聴く人もいるんだなくらいに思って読んでいただけば幸いです。 …

　学校ではいつもぼっちな私が今日も屋上前の階段で一人昼食を取っていると、そこに美人な転校生の早坂さんが急にやってきて……。（第四部＆一年生編完／２３万PV突破） 　これはぼっち…

宇佐木星羅は幼馴染の大樹に好意を抱いているが 大樹には好きな人がいて……。

「なんでこんなに働かないといけないんだろうな」 月半ばで残業時間100時間を超え、明日は15連勤ぶりのほんと久々の休暇 帰路の途中でストロングチューハイを飲んだら酔っぱらって、気…

　芸能事務所EMエンタテインメントの研修生、想太と琉生。２人は、アイドルとしてデビューする日を夢見る中学３年生。小五で出会って以来、ずっと一緒にアイドルのタマゴとして活動してきた…

初投稿です。 拙作ですが、読んでいただければ幸いです。 私は私が嫌いだ。 自分を偽りながら生きる。 自分を好きになれない自分。 でも頑張ってる自分に、ご褒美を。 そんな…

連載中の『仄暗い灯が迷子の二人を包むまで』に登場する神様や民話や逸話について、好き勝手に解説しています。作者の個人的な感想など多く含みますので、参考にはしないでください。面白おか…

これは、『ファンタジー』の秘密を解き明かす物語。 『ラプラスの魔物』という全知全能の神が治める世界で、徐々に科学が芽吹き始めた時代。 魔法使いの名家の出身でありながら魔法が使…

山西太希には1ほど前から週に1回の大きなイベントがある。それは高校生の時から太希がよく世話をしていた、神川水樹の汚部屋を片付けることだ。 毎週日曜日の2人だけの大きなイベント。…

男子大学生─陽垣 仁也にはある悩みがあった。 それは無表情な後輩─甘崎 狼華の愛情表現が積極的なこと。 表情は変化しないのに、常に本音全開でグイグイデレまくる狼華。 そんな彼女…

短編集 別に順番はないです、好きなところからどうぞ

庶民の前世の記憶をもつ、本好き王女アデル。だれもがうらやむ、年のはなれた完璧すぎる美しい婚約者がいるのだが、中身は腹黒魔王。怖すぎる。ということで、婚約解消するため、がんばります…

　異世界より舞い降りし少年 　人の生より解き放たれ 　千億の同胞を引き連れ 　テラビジアの天空を覆う 　ごきげんよう。俺の名前は五木幻洋。高校二年生だ。 　俺には三歳年下…

ただ、愛されたかっただけだった。 命と引き換えに『自分の望む姿になれる薬』 その姿で理想の女性になった。 片思いの友人と一夜限りの関係になれればと、想い出を貰えればとそう思っ…

今は連絡していない友達。 ネットだけの友達。 今、会える友達。 遊ぶこと。 これまでの仕事。 今の仕事。 働くこと。 好きなこと。 嫌いなこと。 ひとりで思ったことを。

わりと動物が好きですし身近にもいるので彼らに会えた感謝の記念に書いてみようと始めました。

俺──天城雄一の幼馴染・園宮春風は、朗らかな雰囲気から愛玩動物のように扱われている女の子。 友人以上恋人未満の曖昧な関係のまま、平和な日常を過ごしてきた。 ある日春風は、ある日…

　——海風。 　ボクはいま仰向けになっていて、空をぼうっと眺めていた。胸の上の帽子が飛ばされないように手に力を入れる。 　吹き抜ける草の匂い。ボクは思いのほかこういう匂いが好き…