「聞かざる」を含む小説

　なぜ廃屋の写真を撮るようになったのか、と聞かれれば、別に廃屋の写真じゃなくてもよかった、ということになると思う。 　三つ編みダサ眼鏡の万年委員長のわたしは高校入学を期に心機一…

その人の為だけに考えた特別。 何をプレゼントしようか？ 3つのクリスマス詰め合わせ。 コンセプトは“プレゼント”。 本編完結済の作品、 『嘘つきのつくりかた』『逆転トリロジー…

自分が危機に陥ったとき、必ず天使が助けてくれる。 木野竜也（きのたつや）はそう信じていた。それを証明するため朝の線路に身を投げた竜也の元に天使は現れることなく、竜也はほの暗い見知…

　狭山しょう子は、転校してきてからずっと周囲に奇妙な違和感を感じていた。 　級友の棗（なつめ）に止められるのも聞かず、しょう子は違和感の正体を探し求める。 　やがて、その手掛かり…

これはある精神病院の患者――第23号が誰にでも喋る話である。 「河童とは人類が抱いている想像とはかけ離れており、美少女しかいない。繁殖の方法、文化、政治に芸術、思想まですべてが人…

東京から九州の小倉へやってきた小学生の私に繰り返し聞かせてくれた祖父の長崎原爆の話。

僕は君に殺された。なのでちょっと理由とか聞かせてくれませんかね。

一人の魔女の屋敷に今日も訪問者が来た 誰だろう？ おっと…珍しい今日は人間なのか！ こんな場所にあっても君みたいな人間は滅多に来ないからね。 さあいらっしゃい、楽しい話を聞かせよ…

わたしは母が好きではなかった。ぶっきらぼうだし笑わないし、わたしに毎日愚痴を聞かせてくるから。 だけどある出来事をきっかけに、わたしは母の本当の想いを知ることになる……。

私はいつも子ども達に、作り話を聞かせています。 それを、文字にしてみました。 デスノートのパロディーです。

伊勢市と熊野市をつなぐ国道42号線。 伊勢神宮と熊野三山といった有名霊場に挟まれる形で、尾鷲市は存在している。 あなたの街に何がありますか。と聞かれたとき、私は尾鷲市をこう答える…

過去に部誌や同人誌に載せていただいた短編の置き場です。 「どんなの書いてるの？」と聞かれた時に、こちらに流すことがあります。該当者、口下手な作者で申し訳ない。黒歴史も相混じってお…

「日本も、60年前にせんそうをしていました。せんそうのはなしを、おじいさんやおばぁさんから聞かせてもらいましょう」

もし、自分の子供(いないけど)に、こう聞かれたら。 なろうに載せていたものの転載です。

結婚「できない」と思った婚活９重苦が、どうやって結婚!? 「だから」こそ語る婚活と結婚のマカ不思議。 あなたにとって結婚とは何ですか? 新婚10年目（平成28年）の記念執筆です。…

寝る前に子供に読み聞かせてあげてください

切れやすい男。言うことを聞かない傘を切れて、バラバラにしてしまった。でも、彼が切れやすいのは傘に対してだけじゃなかった。 …… さて、冷蔵庫の中身は何でしょう？

2016年、勉強大っ嫌い人間夜孔君が、死ぬ気の本気で勉強して、入学した董境高校。合格した時は誰よりも派手に喜び泣きしたんだとさ。 感動もつかの間、授業が始まる。なんかそれもあっと…

これは、信じてくれないかもしれないけど、実話なんです。 日本昔話みたいな実話です。 謎に包まれたこの出来事。 この謎、あなたは解けますか？ ーあなたのご意見、お聞かせください…

共和国内を震えさせた最狂の暗殺者。それはいつしか大陸中にその名を轟かせていたが、ある日を境にその姿と名前を聞かなくなった。 それから数年後。 皆の記憶から名前と顔が忘れされようと…