世の中、男と女の恋愛事情なんて、誰の目にも「好き」「嫌い」で表せるもの。けれど、待たせるのは失礼というものです。
そんな恋愛模様を、コミカルな雰囲気と少しの誇張を交えて描いた、魅力的な作品。
……でもね、人生はそんなに理想通りにはいかないの。
この物語は、赤の他人との関わりの中で「気付き」や「思いやり」を思い出させてくれます。
「そういえば、旦那に“好き”って言ったの、いつだったかな?」――そんな気持ちをもう一度取り戻させてくれるのです。
婚活や恋愛だって、自分から行動することが大切。
決断は早めに、というメッセージが込められたストーリー展開でした。
ハニーのように甘いひと時に、思わず酔いしれてしまいそう。読後には、幸せな気分にさせてくれます。
「ハニー」と締めくくるこのエッセイ。
世の中の結婚に行き着いたカップル、残念な結果になってしまったカップル、全てのカップルに存在するそれぞれのストーリー。
そんな中の一つの真実・・・。
自分の事はさておき、人様の事が気になる浅ましき「覗き見根性」を満足させてくれて、しかも結果はハッピーエンドと解っているのが、このエッセイの良い所。
殺伐としたこの世の中で、作者と一緒に幸せに向かって「結婚GO」の疑似体験が出来るなんて、あーシアワセ。
次が気になり、早く早くと待ち遠しい限りです!
ハニーさんの一言もチビッと登場し出して、楽しみが倍増だわー。