「鬼 神」を含む小説

　神鬼と呼ばれた人間を鬼に変えてしまう鬼によって、世界は鬼で溢れる。鬼は人間を主食とするため、人を襲い殺して食べる。銃や兵器などを使う人間たちだったが、特殊な能力を使う鬼も現れて…

――精霊の見る夢を、ひとは<異世界>と呼んでいる。 かつて神々が創造した魔女がいた。 魔女は偉大だったが、色狂いで、強欲だった。 だから彼女は精霊たちの<宝物>を奪った。 奪わ…

小さな村に生まれた神様と偶然やってきた鬼のお話。 5分程度で読み終わる短めなお話。暇つぶしにいかかでしょうか。

1816年、ヒノミヤ事変終結。 当分はのんべんだらりと過ごしたいよなぁと思っていた新羅辰馬だが、学生会役員で後輩の塚原繭から「紅玉天覧武術会」での優勝のため指導を乞われる。繭は先…

母親を亡くし虐げられ、不幸になった少女は生贄に差し出されたのですが、旦那様は優しく紳士な妖怪でした！？ 柚結《ゆゆ》はお母さんと二人暮らしでした。 とても貧乏でしたが、小さな茶…

　シノは、わずか三つで猿の妖異に生贄に捧げられた。 　だが、偶然通りかかった、まつろわぬ神アカメの取りなしにより、その生命を永らえる。 　――この娘が十になったら、再び差し出…

文化庁の宗務課の『特別異形管理室』の唯一の職員、天音満瑠は御霊と呼ばれる神々を見ること、そしてその意思を感じることが出来た。その能力を活かし、様々な部分で小さな事件を解決するのだ…

羽衣桃也。ごく普通のサラリーマン。美人な妻と子供を持ち、世間一般的な幸せを手に入れていた男。 彼は人間社会に溶け込んでいた。さも当たり前かのように。さも普通かのように。――誰も…

平安中期、貴族の一の姫は、継母に「くど」と呼ばれこき使われる毎日を送っていた。名の由来は、人の嫌がる竈（かまど・くど）仕事をするから。 そんなある日のこと、彼女は神社に詣でたいと…

鬼隠し専門の探偵事務所を営む渡陽明は、大家代理の女子高生から持ち込まれる事件を家賃と引き換えにいやいや引き受ける。夕暮れの屋上遊園地で消えた少年と、忘れ去られた祠の関係とは――？…

【天炎】この恋が世界を救う力となる〜地上に降りた帝釈天と阿修羅王〜 夏衣と甲斐はおさななじみ。甲斐は夏衣にずっと叶わぬ恋心をいだいている。 とても仲が良く、互いに気を許している…

これはまだ神々が地上で暮らしていた時代のお話。 茨木童子は黎明の鬼である。 神々の中にあってただ一人頭に角が生えたその姿はまさに異形。 神々に容姿や存在を蔑まれる中、ずっと味…

人間が死んだ後に最初に向かう場所、地獄 不慮の事故で死んだ 神無正悟（かんなしょうご）は亡者の身で ひょんなことから地獄で就職するが 彼には一つ刑罰が科されている 「絶対に女性と…

異星人との接触を描く『降りてきた天使』を、再び改稿・改題しました。 次の作品に感動し、書きました。 イラスト： 『図書館』　https://www.pixiv.net/artwo…

【 あらすじ 】 　江戸のような街並みの幽世。そこは、妖や人ならざる者たちが人間のように生活している不思議なセカイ。 そんな幽世に存在する妖たちを、守る者たちがいた。 　現…

世界は突如現れた屍食鬼に苦悩し、疲弊していた。屍食鬼を抑えることができないことに社会は不安を抱え、その結果としてカルト教団の勃興や物資の高騰に悩みながら3年の月日が流れていた。 …

日が暮れるまでに、山の麓に豆を撒かねばならない。なぜなら山には、人喰いの鬼がいるから。人喰い鬼は日の光と豆を嫌うと云われている。だから村の人間は山の麓に豆を撒く。人喰い鬼が日暮…

神話生物を狩るマッドサイエンティストを筆頭に、民話伝承から未知なる宇宙的恐怖まで、語るのは人とは限らない。読後のＳＡＮ値チェックはお忘れずに。 夜鷹の臨界点と相転移。受肉する邪神…

頭脳✖本能✖知能。 超人的頭脳の天才棋士、その神のロジックとは？ 本能に翻弄される最悪の無差別殺人鬼、その悪魔のセオリーとは？　 世界最高速計算機のＡＩの知能は、日本をゆるがす未…

▼あらすじ 　主人公の雷名ヤクモが知り合いの美少女達と平和に学生生活を過ごしていたある日、謎のメスガキ人造神が教室へと乱入。人造神はアルトゥアスと名乗り、ヤクモ達の住む町、紫猫…