概要
「角? 似合っていて可愛いじゃないか」「ちっとも可愛くないッ!」
これはまだ神々が地上で暮らしていた時代のお話。
茨木童子は黎明の鬼である。
神々の中にあってただ一人頭に角が生えたその姿はまさに異形。
神々に容姿や存在を蔑まれる中、ずっと味方でいてくれたのはスサノオノミコト。
茨木はいつしかスサノオに恋心を抱くようになるが、その想いは常に心の中にだけあった。
そんな二人の間に、ある日運命を揺るがす出来事が起こる。
スサノオが高天原を追放されるその前日。
姉のアマテラスが人間に転生すると言い出したのだった。
アマテラスは、「縁は未来永劫、繋がっていくもの。器が変わっても魂は変わらない。想いが残っている限り縁は消えない」。
そう言い残して翌日から姿を消した。
それでも出雲を目指し旅立つスサノオと茨木。
その旅の先で二人は離れ離れとなり、茨木は異世界へ
茨木童子は黎明の鬼である。
神々の中にあってただ一人頭に角が生えたその姿はまさに異形。
神々に容姿や存在を蔑まれる中、ずっと味方でいてくれたのはスサノオノミコト。
茨木はいつしかスサノオに恋心を抱くようになるが、その想いは常に心の中にだけあった。
そんな二人の間に、ある日運命を揺るがす出来事が起こる。
スサノオが高天原を追放されるその前日。
姉のアマテラスが人間に転生すると言い出したのだった。
アマテラスは、「縁は未来永劫、繋がっていくもの。器が変わっても魂は変わらない。想いが残っている限り縁は消えない」。
そう言い残して翌日から姿を消した。
それでも出雲を目指し旅立つスサノオと茨木。
その旅の先で二人は離れ離れとなり、茨木は異世界へ