概要
――人とあやかしの狭間を繋ぐ、ふたりの少女の物語
シノは、わずか三つで猿の妖異に生贄に捧げられた。
だが、偶然通りかかった、まつろわぬ神アカメの取りなしにより、その生命を永らえる。
――この娘が十になったら、再び差し出そう。
妖異とアカメの間で交わされた約束。
そして七年後――神に容赦なく鍛え上げられたシノは、妖猿と対峙する。
だが、加減を知らない神による七年もの鍛錬の日々は、幼いシノを人外の域に引きずり出すには十分すぎる歳月だった。
一撃で妖猿を叩きのめしたシノは、そのあまりのあっけなさに驚き――そして、目標を失って消沈する。
――ならば都に行って、かつてのおまえのように妖異から人を守ってみよ
アカメの言葉に従い、折しも妖猿調伏に訪れていたマツリベ氏の姫、アメと共にシノは都に向かう事になる。
山とはま
だが、偶然通りかかった、まつろわぬ神アカメの取りなしにより、その生命を永らえる。
――この娘が十になったら、再び差し出そう。
妖異とアカメの間で交わされた約束。
そして七年後――神に容赦なく鍛え上げられたシノは、妖猿と対峙する。
だが、加減を知らない神による七年もの鍛錬の日々は、幼いシノを人外の域に引きずり出すには十分すぎる歳月だった。
一撃で妖猿を叩きのめしたシノは、そのあまりのあっけなさに驚き――そして、目標を失って消沈する。
――ならば都に行って、かつてのおまえのように妖異から人を守ってみよ
アカメの言葉に従い、折しも妖猿調伏に訪れていたマツリベ氏の姫、アメと共にシノは都に向かう事になる。
山とはま
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