普段、恋愛小説はあまり読まず、また「女性主人公の視点で描かれた物語」など、もう何年ぶりだったか思い出せないほどです。
そんな中で本作に出会えたこと、本当に幸運だったと感じています。
歴史小説でありながら肩肘張らずに読める一方で、戦闘描写や進軍のシーンでは緊張感がひしひしと伝わり、思わず息をのむような迫力に圧倒されました。
そして恋愛シーンでは、ドキドキしながら読み進めるうちに、気づけば各男性陣の心情や立場に深く共感し、物語にどんどん引き込まれていました。
この度は、こんなにも素晴らしい作品に出会えたこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。