「小国」を含む小説

【偽りの追勅】 既に制御不能となっている衛星防衛システムにより電子機器が衰退した世界。 旧文明が残した人型兵器【カレッサ】が戦いを決する時代が長く続いていた。 主人公シェミィ…

大国モレスタに全てを奪われた小国ウィクスの元王女モニカ・マルドナド。 彼女は物心ついた時から、年頃になったら老王アレハンドロの愛人の一人になるために、白亜の断崖にある修道院の西の…

告白に、失敗したケンイチロウは、勝負に勝てば 相手の何かを、無条件に奪える世界に、転移してしまい、身の危険と 常に、となり合わせの状況で、アルパカと共に、スローライフを、ひたすら…

肉体を溶かし、人を殺す、赤い〝雨〟に支配された大陸。〈剣の神子〉が命を削って浄化することで世界は成り立っている。 南部の小国アルマスの〈剣の神子〉ユジェは、夫で騎士隊長のディル、…

異世界のとある大陸で三千年の隆盛を誇る「エイハート公国」は最果ての地より現れた「マハーデス帝国」との千年に及ぶ戦を繰り広げていた。 千年の戦の中で何度目かと迎えた停戦期が続いて…

小国の王女だったヘレナは、大陸屈指の強国「大セルグト王国」の王太子妃となった。 ところが夫である王太子はふしだらなダメ男。怜悧なヘレナを「お高くとまった女」と蔑み、ヘレナとは白い…

とある東の小国に、ふたりの男児が産まれた。子はその国の皇子となる子どもだった。その時代、双子が産まれることは縁起の悪いこととされていた。そのうえ、先に生まれた兄の額には一本の角が…

――援助を手に入れるために必要なのは、王の子を産むということ―― ナウファル国は広大な砂漠にある弱小国のひとつ。 第七皇女であるアルティングルは、《とある目的》のために、砂漠を…

砂漠の大陸サハラーウ。 ここは七つの小国以外は、すべて無法地帯となっている場所。 そんな大陸で生まれた女ワヒーダは、盗賊をやっていた両親を殺され、その後、両親を殺した傭兵に育…

ある日突如として現れたドラゴン。平和な日常は脆くも崩れ去り、国を滅ぼされ、姉エルマーを攫われたコーネリアは、二人の幼馴染みと生き残った四人の騎士たちと共にドラゴンが住むという西の…

十五世紀。中世も終わりの兆しを見せるこの時代、度重なる十字軍派遣により欧州各国はその国力を弱めつつあった。 　また、食生活において当時の人々は肉を保存するため、塩漬けにしてい…

矛神と盾神が存在する世界。 その二柱を信じる者たちは対立しあい。 世界には争いが絶えなかった。 これはそんな不和を正すための物語。 ライカ 十六の人間種の少年。 盾神教の小国で…

大倭皇国連邦。 あまたの星間国家がひしめく〈ホロカ＝ウェル〉銀河系の一隅を占める小さな国。 その小国が、最大最強の国力を誇る〈ＵＳＳＲ〉――超大国たる大銀河帝国からの挑戦を受け、…

敵国人に殺された親友の復讐を誓う少女シャラーレフは、弱小国である祖国のために最新式の銃を買い付けて密輸をしようとしていた。 武器運搬の護衛を依頼したキャラーグ商会はジゴロ風経営者…

南の果てに、冬を生み出すといわれている、名もない小国があった。 そんな小国の辺境に存在する、氷で覆われた巨大な城は、人々から〝氷の国〟と云われている。 氷の国の次期女王である…

読みやすさと短時間で読めることを意識した戦記です。話としては最弱最小国家を王子が最強最大国家にする話です。一章までは前国王が政治をする場面ですが二章からは王子が政治をします。そこ…

「毒の海」を抱える地域、アマツ。そこに林立する国家の一つであるナカツノ国は呂之国女王シュリによって滅ぼされた。ナカツノ国の後継者で王女であるモクレンは何とか難を免れたが思いもしな…

引き裂かれるような苦痛ととも身体の末端から崩れて死ぬ謎の病ーー『崩泥(ほうでい)病』。 大陸全土を襲うこの病気の正体を探るため、国立魔術学院に所属するルギルは10年前から『闇』に…

海辺の小国パナスには、家族からも民からも、とびきり慕われているアンジェリカという姫がおりました。 民は心からの親愛を込めて彼女を「アン様」と呼びます。 やがて成長したアンは愛する…

大国のパーティーでなぜか妃候補に選ばれてしまったわたし、小国の末王女ソランジュ。 離宮育ちのわたしに大国の妃なんて荷が重すぎます！　 目指せ、婚約破棄――のはずが、わたしの加護の…