概要
生きる事はどうして、こんなにも苦しいのだろう。
肉体を溶かし、人を殺す、赤い〝雨〟に支配された大陸。〈剣の神子〉が命を削って浄化することで世界は成り立っている。
南部の小国アルマスの〈剣の神子〉ユジェは、夫で騎士隊長のディル、親友のレオ、娘のメアリといった人々に囲まれて、残りわずかな命を慎ましく過ごしていた。
アルマスが進める隣国コラーダとの同盟のため、各々が準備に追われる中、異変が起こる……。
砂地となった大陸を舞台に真実を追い求める、ダークファンタジー小説。
※タイトルに「※」マークがついている話はグロ描写がありますのでご注意ください。
2024/4/1改稿
南部の小国アルマスの〈剣の神子〉ユジェは、夫で騎士隊長のディル、親友のレオ、娘のメアリといった人々に囲まれて、残りわずかな命を慎ましく過ごしていた。
アルマスが進める隣国コラーダとの同盟のため、各々が準備に追われる中、異変が起こる……。
砂地となった大陸を舞台に真実を追い求める、ダークファンタジー小説。
※タイトルに「※」マークがついている話はグロ描写がありますのでご注意ください。
2024/4/1改稿
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!赤い雨に溶けゆく大陸――少女と金狼を、旅路の果てに待つものは!?
赤い雨が、街を飲み込む――
人間も、動植物も、街さえも溶かしてしまう、悪夢のような雨。
人々は、赤い雨を浄化する<剣の神子>にすがるように、各地に点在して生き延びていた。
この神子が襲撃されることで、物語は急変します。
少女と「金狼」の逃避行の行方は?
神子を襲うものの正体は?
そして――そもそも雨とは、神剣とは、何なのか??
剣をふるう戦いと旅路は、この世界の驚くべき秘密へと、繋がっていきます。
寡黙な金狼、カインがカッコいい。
やがて現れる、旅の仲間たちも、生き生きと魅力的。
文章はとても分かりやすく、読みやすいです。
まずは第一章で、世界が激動する様を、ご覧いただきたい!
…続きを読む