赤い雨が、街を飲み込む――
人間も、動植物も、街さえも溶かしてしまう、悪夢のような雨。
人々は、赤い雨を浄化する<剣の神子>にすがるように、各地に点在して生き延びていた。
この神子が襲撃されることで、物語は急変します。
少女と「金狼」の逃避行の行方は?
神子を襲うものの正体は?
そして――そもそも雨とは、神剣とは、何なのか??
剣をふるう戦いと旅路は、この世界の驚くべき秘密へと、繋がっていきます。
寡黙な金狼、カインがカッコいい。
やがて現れる、旅の仲間たちも、生き生きと魅力的。
文章はとても分かりやすく、読みやすいです。
まずは第一章で、世界が激動する様を、ご覧いただきたい!
ファンタジーファンはもちろん、SFに馴染みのある皆様にも、お勧めします!