「完結 歌」を含む小説

こんにちは、九州大学文藝部です。今年の春から、オンライン公開を行っております。今回は「新入生号」をお届けします。「新入生号」とは名ばかりで、ほとんど新入生の作品はありませんが、古…

――これは、数年越しの片想いを抱えた彼が 　とある教授と過ごした 忘れられない春の御話。 　 【『僕が解く夏目先生の怪❖春怪の解式』】 　 　 ❖更新スケジュール：2020年4月…

美しい歌声で歌うことができるけど、私の頭には角がある。角があるのに、背中には翼がある。 「イケイ」ではなく「スズネ」と、自分の名前で呼んでほしいから、私は故郷を出た。

「綴られた1994」「Virtual War」と共に発掘された言の葉の一部です。 歌詞の形態を採っているように見えますが、書いた当時、メロディーが付いていたのか、それとも、ただ…

これはとある港で起こったお話

人類はその発祥と同時に、未知のウイルスによって『脳』への侵略を受けていた。 七百万年の時を経てその『脳』が覚醒する時、地球は大規模な災厄に見舞われる。 この作品は『小説家になろ…

大好きなバンドは既に解散していた。ところが一年限りの再結成をすると言う。洪子は一人ライヴ会場に行く。そこで受けたものが、彼女が人生を決める決め手になる。 連作「六姫」の六番目で…

「夜の海で出会った彼女は、自分のことを人魚だと言った」 とある夏の夜から始まる、彼と彼女の物語。ほんの少しだけ童話の『人魚姫』をモチーフにした、切ないかもしれない恋の話。

臨床道化師〝ホスピタル・クラウン〟を生業にする青年『橘風太』は、慰問先の小児病棟で怪異と遭遇する。 人の全身よりあふれ出る〝泥〟。 そのトラウマが癒えるより早く、彼は幼馴染み…

「体中にさ、エネルギーが溢れてて、でも、やりたいことが分からないんだ」 持て余す日々を送っていた凛は、駅前広場からするドラム、ギター、ベースの音に吸い寄せられてバンドと対峙する。…

魔法。人知を超えた力は、時に人々に不幸をもたらす。 ただ、そんな魔法を管理する人間が居た。 歌姫だ。 彼女達が奏でる歌は、魔法を操る。 旋律、音韻、律動。 その一つ一つが、魔…

擬人化シリーズ、今回は詩や言葉。声を持てない彼らのお話。カクヨムコンの短編に応募。予定を変更して4話完結。 ちなみに以前は本棚の擬人化をしました。

それは今はもうない、幻の職業。愛と憎悪の狭間で生きる美しくも儚いその仕事の名をある者はこう言った。想伝歌（そうでんか）と。

神々が見捨てた世界の中で神獣を奉じ滅ぼされた国が、かつて大陸の辺境に在った。それから約十年、生き残った民と神狩りの者たちは今も争いを続けている。 神獣の民の生き残りである鳥人の…

主人公、奏、歌コン、９回連続の優勝。奏の歌を送りたい相手は………………

　異世界ファンタジー×サイコホラー＝……？ 　本当の願いを見失うことなく、願い続けろ。 以下、もっと詳しくあらすじが読みたい方向け 短編版『緋色の王様』あらすじ 　今夜も…

「「BE WITH YOU」Act1 子守歌が聞こえない」 「Act2 君へのRESISTANCE」の続き。 今回で一旦完結です。

「「BE WITH YOU」Act1 子守歌が聞こえない」の続き。 Act3で一度完結します。

　卜占と陰謀により斎王となった成子(なりこ)は、清らかであるべき斎宮に悪霊が蔓延っていることに驚く。 　成子は、夜な夜な訪れる霊のせいで、おちおち寝てもいられない。 　警護の…

「僕はね、なーんにも無い所へ行きたいんだよ。日本中で特に誰も注目しない、期待しないような所。 例えばそこで平気で暮らしているような若者が、もしとんでもない音楽の‘種’を隠し持って…