「短編 告白」を含む小説

　僕は確かに彼女に――17歳も年下の、三週間後には地球を捨てて新惑星への旅に出る17歳の少女に、惹かれていた。 　そして僕は、臆病だった。僕は彼女のような、往復30年の宇宙旅行に…

　結城瑞人（ゆうきみずと）の周りにはひとつの噂が広まっている。 　――結城瑞人が付き添うと愛の告白は１００％成功する。そして２人は絶対に別れない。 　その噂が示すとおり、瑞人が付…

高校の卒業旅行。 夜にそっと抜け出し海へと連れ添う一組の男女がいた。 「話ってなに？」 優がぽつりと尋ねる。 もうすぐ遥か遠い地に旅立ってしまう優に、ぼくはこれまでのす…

恋愛小説「秋風に誘われて」の主人公、煉に想われ続けながらも、それを拒否し続けた亜美。彼女は何を思い、何を感じていたのか？この物語は、作者の自サイト並びに他の小説投稿サイトで連載中…

　今日は、待ちに待ったお祭りデート。 　主導権争いをし合う俺達は、たとえデートであろうともその手を緩めることはない。何故ならこれが俺達の愛の形であり、俺達だけの楽しみ方なのだから…

あと一歩、踏み出してればよかった。

記憶喪失の「俺」は、幼馴染の「ボク」と出会う。三回のお見舞いは、「俺」にとっての思い出になる。 これは「俺」が、「ボク」の背中を押すだけの物語だ。 全四話＋α　一話二千文字程…

高校二年生、仲山依子は喫茶店でひとり物思いにふけっていた。 わたしは隣の席の鳥野文仁くんのことが好きみたい。 だけど、どうして好きなんだろう？ 梅雨のはっきりしない天気みた…

　バイト先のコンビニで、私は店長に恋をした。彼を思うと、学校の授業も手に付かない。 　家庭のある彼を困らせたくないけど、でも、私の気持ちに気付いて欲しい。 　私……、告白しても良…

二人の高校生の恋の物語。 高校１年生である「高田　護楽」はいつもと同じ生活をしていた。朝学校へ行き、下校時間になるとすぐさま最寄りの駅まで行く。そこにはいつも「森崎　詩音」という…

客足が寂しかったとある飲食店の夜。 キッチンに従事するアルバイトの先輩が、後輩に料理対決を挑む。 勝てば、気になるあの子に告白できる権利を得られるが、果たして――

病床から出てきたばかりの遠回りな言い方の少女と、想いを伝えるのが苦手な青年の、読んでて焦れったく、語彙力のなさが露呈した恋愛短編。(すべて作者の勝手な言い分です)

バス停まで、あと20分。 今日、告白するとぼくは決めた。 彼女とぼくの60センチを、てのひらまで15センチに縮める。 先輩と後輩の距離から、恋人の距離まで。 今日、必ず。 ぼく…

明るく活発でスポーツ万能で、年中日焼けした背の高い少年『曲里直高（まがり　なおたか）』 彼に想いを寄せる、少し背が低いけど前向きな幼馴染の『支木小実（ささき　このみ）』。 小学…

恋ばなに近い世界観 でも告白したことない俺がお届けする そんなメルヘン 作詞家への第一歩

高校二年生、高見悠助は、クラスメイトの武沢奈悠に告白をして、フラれてしまった。 想いを綴ったラブレターは、渡すことなく机のひきだしの中。 自分の気持ちと一緒に、鍵をかけた。 …

バイトをしながら専門学校に通う日向（ひなた）はバイト先の店長に片思い中。店長はお客さんにも大人気のイケメンマスターなので、とても告白する勇気はない。 ある日の仕事終わりに、店長が…

コンビニバイトの夜勤帰り、ヤンキーに絡まれた玲子は『黒のライダー』光太郎に助けられて一目惚れしてしまう。 しかし一か月後、そのことを夜勤仲間で親友の愛結実にバレてしまう。…

夢中文庫クリスタルさんから配信中の「告白は雨に濡れて」の番外編SSです。本編よりも少し前のエピソードになるかなと思います。限りなく水に近いくらい甘さは薄めです。 ・春夏冬（あきな…

主人公・直太は幼馴染みの春音に「好きだ！」と叫ぶ。 すると春音は、スマートにカッコ良くできないの？　と言う。 そこで直太は、春音のどこが好きなのか、ひとつひとつ叫んでいくこ…