「穢れ」を含む小説

神世と呼ばれる特区に、十二の神々とその眷属が暮らす現代日本。 特別な異能と美貌を持ち崇められる神々は、穢れの多い現世で堕ち神とならないよう、ひとりの〝巫女〟を選ぶ。 巫女は末永く…

穢れを浄化する神子として異世界に召喚された高校生の志摩燈華は、召喚されると同時に賜った、神子に相応しい超絶美少女の姿で、仲間と共に世界を救った。が、その後に、信頼していた仲間たち…

ラザリュス国は、ブルツリーク戦争を終えて今や輝かしい栄光をを手にしており、そんな国の王女フィオネが牢獄で出会ったのは、全てを奪われた元騎士、アルフレッドだった。 彼はかつて自国…

　これは、聖騎士の父に憧れる主人公が、ヒロインの真祖に眷属にされちゃうとこから始まる物語です。 　『神聖国家シグファレム』——通称『教国』に暮らす主人公アトラは、教国の切り…

呪王が最期に放った、悪しき穢れ。 それを全身に浴びた彼は……時が止まってしまった。 唯一、穢れを取り除くには、何かを食べること。その代償として『最も愛する者の記憶を失くす』と、呪…

勇者マイトは仲間の協力を得て、なんとか魔王を倒すことができた。しかし、同時に自らの命も失ってしまう。 神によって魂は救済されたが、肉体は穢れ、生き返るのは不可能。 そしてマイトは…

◼️◼️◼️ 　私、本郷葵は17歳、１０月生まれのAB型、好きな食べ物はイチゴで……。 　……私の自己紹介ではないのですか？ 　……穂花さんとの話ですか？ 　分かりました…

穢れの主を二千年もの間封じ続ける巫女セリア。 彼女は封じる直前に自分の前世と、穢れの主との関係を思い出し、共に封じられたのだった。やがて長い年を過ごすうちに訪れたのは後悔の念。…

【冒険の果てにある宝箱、その中身を考え作文しなさい】 いつか出された課題。それを思い出し、つい巡らせてしまった思考をそのまま書き記す。ただそれだけの絵空事。

　画廊に勤める賀美原蓮乃（かみはら　はすの）は、昔から神殺しの夢を見ていた。 　ある日、友人・美織（みおり）の部屋の押し入れで、白い糸が巻かれた人型の御札を発見する。それは山奥の…

　ほんの僅かな鈍い光さえも決して射すことの無い漆黒の闇が無限にひろがる其の場所で、異類異形の影が無数に蠢いていた。 陽なたの世界からは完全に遮断されたーーーーーー森羅万象に逃れ…

かの日に天から堕ちた火は人に栄華と誉れを与えた。 しかし人は野の獣と空の鳥、海の魚から草木に至るまで、己の欲で穢れさせ、それらを異形のモノへと変えた。 地は荒れすさみ争いが常とな…

母は子供が欲しかった。 息子は優しい父が好きだった。 実話を元に構成しました。 ホラー、にはならないなぁ。 前編として書いたのですが、後編どうしよう…。

大学生の入学式。 何らかの爆発に巻き込まれ、目が覚めたらそこは知らない村だった。 襲来する兵隊、青く深い森林と誰も知らないその刀身。 穢れを嫌う聖剣は、童貞にしか使えない………。…

　「私の姉を探して下さい」 　月曜日の昼下り、事務所の扉を叩いた少女はそう言った。 　ホテル街の路地を真っ直ぐ進み、突き当りを右に曲がった先の古びたコンクリートビルの三階…

　主を失った剣に宿っていた意思が次に目覚めた時に宿ったのは無表情な鉄仮面。それを作らせた領主ナヴィードの妃レダは自らを「領主夫妻を殺した罪人」レドとするために仮面を被り鍵を放り投…

あらすじ： 中学２年生のハルトはある日、ファンタジー風の世界に転移してしまう。 自分を召喚した王国の人間から『勇者』と持ち上げられ、 国を危機に陥れている悪い魔女を退治するよう頼…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門投稿作品 それを悪と知らず微笑むことしかできない人

なずなは、人の心を読む事が出来る力を持つ事以外はごく一般的な中学生。 彼女は幼い頃から不思議な夢を見ていた。天高く聳える搭に、氷柱の中に囚われて眠る少年。その子を助けようとする自…

「天上の友禅」という昔話をかたくなに信じている「私」。 アブラウサギと呼ばれる世界中の人間が嫌悪してやまない生き物を加工する工場で働きながら、休みの日には天上の友禅を探す日々を送…