悪辣元神子、逆襲する

野々路のぢ

プロローグ

そうして神子は死んだ①


 ──退屈な日常からの脱却。


 例えば、化け物に襲われたことをきっかけに秘められた力が解放されるだとか。

 例えば、個性豊かで魅力的な異性たちから一斉に愛を捧げられるだとか。

 例えば、異世界に召喚されて勇者やら聖女として世界を救う旅に出るだとか。

 そんな、自分が他の誰とも違う特別な存在になれたら……とあり得ない絵空事を自分に置き換えて妄想してしまうのは、誰もが通る道じゃないだろうか。

 私自身、憂鬱な授業の合間にその手の妄想をしては、どうせ叶うわけもない願いだ、とため息をついていた一人である。

 ただ、私が他の人と異なったのは……それが単なる妄想ではなく、現実のものとなってしまったこと。

 下校中に異世界に喚ばれ、何故か元の私とは比べ物にならない超絶美少女にメタモルフォーゼし、神から特別な返戻の力を賜りし神子みこ等と持て囃され、物凄い美形の皇子をはじめとした個性豊かな仲間たちと、世界を救いに旅に出た。

 様々な困難にぶつかったり、仲間たちと支え合いながら旅を続け、そうしてついには諸悪の根源であった邪竜らしき存在を倒し、世界を救ってしまった。

 これで良いのか。本当に良いのか。 多少の困難はあれど、最終的には綺麗に収束。

 何もかもが上手くいきすぎていた。

 たかだか十数年生きた程度の小娘だが、世の中そんなに甘くないことを私は知っていた。

 何か仕組まれているんじゃないかと何度となく疑った。

 しかし、それがずっと続いてしまえば、慣れてしまうのが人間というもの。不自然すぎるほど事が上手く運んでも、「そういうもの」だと認識するようになってしまった。

 最後の戦いに至っては、「これは私たちにしか出来ないこと……私たちが世界を救ってみせる!」的な、御大層な口上を述べたりもしてた気がする。ともあれ世界を救うことに成功したのである。

 綺麗に丸く収まった、私の異世界奮闘記。それを簡単に表すならこうだろう。


 『こうして異界の地より現れた、世に蔓延る穢れを払う神子は、仲間と共に世界を救った。神子は役目を終えると、仲間に惜しまれつつも、異界の地へと帰っていったのだった』


 それで終わるはずだった。少なくとも、私はそう思っていた。

 繰り返すが、世の中そんなに甘くない。

 うまい話には裏がある。

 ……わかっていたはずなのに、そのことを思い出した時には全てが遅かった。


「なぁ、神子。不思議には思わなかったか? 元居た場所では群衆に埋没する只人のお前が、ユーフィリエに召された訳は?何故召されると同時に、類い稀なる返戻の力と、元の容姿から似ても似つかない、麗しい女神の写身を授かったのか? 脆弱で愚鈍な小娘が、国を挙げて手厚く庇護される理由は? 都合よく解決策の見付かる、遊戯のような試練の意味は? ──全てが物語の筋書きをなぞるかように、上手くいきすぎた、この旅の本当の意味とは?」


 ……知らない。知らない。

 知りたくもない!

 頭が思考を拒否する。都合の悪い言葉を遮断しようとしているのか、酷い耳鳴りがした。

 けれど、氷のように冷たい声は、自分の殻に閉じ籠って逃げることすら許してくれない。私の抵抗を嘲笑うかのように、空気を震わせ、私の鼓膜を通って脳内を侵す。


「愚かで憐れな異界の神子。お前は神の子。役目を終えたのならば、お返しせねば。お前の主たる神の元へ」


 真意の読み取りづらい、回りくどい言い回し。けれど皮肉にも、三年近くも彼の傍で過ごしていた私には、その言わんとすることが理解できてしまった。


「……つまり、死ねって事」


 からからに乾いた喉から掠れ声を絞り出せば、心外だとばかりに肩を竦める。動きに合わせて、濃紺の髪が肩口で揺れた。しかし、夜空で瞬く星を目の中に嵌め込んだかのような美しい瞳は、残酷なほど揺らがない。


「何を言う。その仮染めの肉の器を脱ぎ捨てて、神の元へ戻るだけ。……と、言いたい所だが、まぁその通りと言っていいだろう。お前には唯一神、ユーフィリエへの贄となってもらう」


 ──私への愛を囁いたその口で、男は私に『死ね』と告げた。


 ***


 目の前の荘厳な扉から巨大な音がした。

 このリザベール帝国における唯一神の御色たる、眩い金色の両開きの大扉である。百合に似たユーリアという花と、太陽をあしらった紋章……女神ユーフィリエの紋章が大きく描かれている。両扉を合わせた横幅は、大人が両腕を広げても十人は並んで入れそうだ。それが、時間をかけて外側へ開き、最後にズンッと、腹の奥に響く音を立てて開ききる。


「──来たな、神子」


 それほど大きな声ではないのに、講堂に反響した声は、やけにはっきり耳に届いた。

 中央に長い絨毯が敷かれ、花道が出来ていた。奥に向けて何列もの石のベンチが等間隔で並ぶ。絨毯の終着点である一段高くなった祭壇に、一人の男が立っていた。

 夜空のような濃紺の髪に、星のような輝きを持つ瞳。正しく神に愛された彫刻めいた容貌の美しい男。エルヴィス。帝国の第四皇子。

 私の──好きな人。

 一度深呼吸して、その吐息が震えていることに気付く。自分自身、嫌に冷静だなと思ったいたら、単に悪夢の如き最悪の現実に、心が追い付いていなかっただけみたいだ。

 そりゃそうだ。だって私は平和な時代の平和な国の子供だった。親兄弟に可愛がられ、女としての自我を確立していく最中。花の盛りの乙女。死から最も遠い、生に溢れた存在だった。そう、「だった」のだ。

 ああ、どうしよう。本当に、生贄にされるんだ。足元から冷たい死が絡み付いてきて、吐きそうだ。なのに、震える足は白い衣装の裾を捌いて、ゆっくりと歩きだす。

 全てを粛々と受け入れて、己の使命を全うする聖女のように。潔く。気高く。

 廊下と同じ高さの天井から壁にかけて、精巧な彫刻が一面を覆っている。初めて見た時はただただ圧倒されたけれど、今ならわかる。

 手前から奥にかけて彫られた絵は、建国の神話が描かれていた。女神ユーフィリエと、ユーフィリエに寵愛された地上と、それに嫉妬する冥の君の物語。

 周囲に目をやりながらゆっくり歩みを進める。その最中で、この講堂にいるのが自分とエルヴィスだけではなかったことに気付く。

 最初に目が合ったのは、ルーカスだった。

 エルヴィスの近衛祈兵で、祈術よりも武に優れており、類い稀な立派な体格をしている。一方で、丸いグレーの瞳と跳ねた栗色の髪に甘い風貌が、大型犬を連想させる愛嬌のある人。七人兄弟の長男ということもあってか面倒見が良くて、こっそり甘い物やお小遣いを貰う事もしばしばあった。

 時々何やら切なげに私を見ていたので、兄弟のことを思い出しているのかと思っていたのだけれど、今思えば、この結末を知っていて同情していたのだろう。

 ルーカスは、私の視線から逃れるように目を強く瞑った。

 逆に、その隣に座るアレックスは一切こちらを見なかった。

 中性的な涼しい顔立ちとは真逆の、苛烈な赤い瞳でエルヴィスのいる祭壇を見詰める。

 ルーカスと同じ近衛祈兵だが、アレックスはそこらの祈士よりも祈術に長ける人だ。女性のようにも見えるほっそりとした見目麗しさに惹かれ迂闊に近づけば、レイーヴェの吹雪よりも冷たい眼差しと言葉に滅多刺しにされる。主君のエルヴィスを崇拝する一方で、自分にも他人にも厳しい人だった。

 正直少し苦手意識もあったけれど、多分彼は一番等身大に私を見ていてくれた気がする。厳しい言葉は何度となく、私にこの結末を忠告してくれていたのかもしれない。

 そして反対側には、俯いて膝の上で手を握りしめるレトリィ……レトリシアがいた。

一番仲の良かった、祈士のお嬢様。高飛車で、自信家で、祈士としてもまだまだだったけれど、癒しの術に優れていて、何度となく私もお世話になった。

 返戻の旅も初めてだと言っていた彼女は、多分、唯一私と同じように、何も知らされていなかった。根が真っ直ぐな彼女がこの事を知らされていたら、ここまで私に心を開くことはなかったと思う。そして、途中で耐えきれなくなって、この旅の結末を私に暴露していたに違いない。優しい子だから、きっと泣いて怒りながら私を逃がすよう、こっそり手引きするくらいしてしまう。

 だから、そんなことをさせるような隙を与えてくれない、エルヴィスの周到さが、今は有り難かった。

 この場にいるのは、エルヴィスを含め四人のみのようだ。

 この面子ならフィーロもこの場に同席しているだろうと思ったのに。彼の赤毛を探そうと視線を巡らせた、その時だった。


「──返戻」


 祝詞の一節目が、レトリィの声で唱えられた。

 私自身、何百と諳んじたそれが、一体何を意味するのか。わからないわけない。

 ──祈術。唯一神ユーフィリエに祈りを捧げ、地上にもたらされた神の恩恵を、ユーフィリエにお返しする返戻の儀。儀式を行った者には、返戻した恩恵の一端を奇跡として賜る事が出来る。この世界での魔法のようなもの。

 一瞬で場が緊迫した空気に変わる。思い詰めた表情で私を見据えるレトリィの祈術の行使は、間違いなくこの場を壊すためのもの。

 ──私を逃がすための、時間稼ぎだ。 


「レトリシア様、いけない! どうか引いて下さい!」

「愚かな……。殿下に反逆するのであれば、貴女とて斬る」


 近衛祈兵の二人が腰の柄に手を掛けるのは、素早かった。

 ルーカスはレトリィをなんとか宥めようと声を上げ、アレックスはレトリィに蔑みの視線を向けている。対照的な二人だが、実際にエルヴィスを害そうとするならば、二人は迷いなくレトリィへ向かって刃を振るうだろう。


「聖庭に御座す、我らが……っ!?」

「はい、捕縛ー」


 レトリィが祝詞の二節目を唱えようとし、ルーカスとアレックスが飛び出す直前だった。

 突如として降ってきた影がレトリィを床に叩きつける。

 燃えるような赤毛と、ひょろりとしたシルエット。フィーロだ。いないと思ったら、隠密祈士らしく、講堂を一望出来る場所に潜んでいたらしい。

 レトリィに駆け寄る事も、ルーカスとアレックスを止める事も出来ないまま固まっていた私に、フィーロは気さくに手を振った。レトリィを石畳に引き倒し、剣を片手に警戒する近衛祈兵二人に睨まれたまま、いつも通り、チェシャ猫のようににまにまと笑う。


「神子ー、久し振り! あー、何日振り? 十日? いやもっとだっけ。まぁ元気そうで良かった。神様の贄ならー、元気じゃなくっちゃね」

「った、……このっ、離しなさい! フィーロ! 邪魔しないで!」


 フィーロの下で、レトリィが口調を乱しながら藻掻く。

 地面に引き倒されたせいで綺麗な服が汚れ、痛々しくあちこち擦り剝けていた。数メートルの高さから降ってきた成人男性の体重を受け止めてその程度で済んでいるのは、フィーロなりの気遣いだ。

 間延びした口調でのらりくらりと人を揶揄うフィーロと、揶揄われ噛みつくレトリィは、何だかんだと仲は悪くなかった。だからこそ、レトリィはフィーロの態度が許せないらしい。


「えー、なんで。だってレトリシア、放したら神子のこと逃がすじゃん。ダメだよー、神子はユーフィリエ様に、お返しするんだから。いつもやってるじゃん、返戻。借りたものはー、ちゃんとお返ししなきゃ」

「貴方はそれで良いの!? だって、神子が主に召されるのよ!? 贄となるの! こちらの都合で無理矢理呼ばれ、知りもしない世界を救わされ、元の世界にも戻れずに、死ぬのよ! そんなの、そんなのあんまりじゃない……っ!!」

「ん? んんん?」


 レトリィの悲鳴にも似た叫びに、ルーカスとアレックスさえもばつが悪そうに目を逸らす。

 そんな中、フィーロは首をことりと横に倒した。


「え? 神子は召されたってー、また次の神子を呼ぶだろ? 何がそんなに悲しいの?」

「……貴方、何を言って……」

「大丈夫、大丈夫。レトリシアは神子と仲良ししだったから。次の神子とも仲良しだって」


 子どもをあやすように、フィーロはレトリィの頭を撫でた。レトリィは、ただただ呆然としている。

 言葉の意味を少しずつ噛み締めて、じわじわと、窒息していくみたいな心地だった。

 そっか、フィーロにとって私は最初から最期まで、ただの神子でしかなかったんだ。……辛い、なぁ。

 本当はちょっとだけ、期待した。フィーロならレトリィと一緒に、私を逃がそうとしてくれるんじゃないかって。

 エルヴィスがいる場で逃げられるなんて、冗談でも思わないけれど、フィーロも私との別れを泣いて惜しんでくれるって思ってた。それくらい、仲良くしていたつもりだった。心を許したし、許されていると思っていたのに。一方的だったなんて。

 勝手に期待して勝手に裏切られた気持ちになってる私が悪いのは、わかってる。でも、ひょっこり人の懐に入りこんでおきながら、なんて……なんて残酷な人だろう。


「……ふむ、最期の選別に、と赦したが。もう良いだろう。じゃれるのはその辺にしておけ。神子、ユーフェリエがお待ちだ」


 打ちのめされたところに、事態を静観していたエルヴィスが極めて冷静に言った。抵抗する気力も起きず、花道を歩み進もうとして、レトリィが「トーカ」と私を呼んだ。神子ではなく、私の、名前を。

 振り返る。そこにはボロボロと泣きながら必死に手を伸ばすレトリィと、彼女を押さえながら不思議そうに首を傾げるフィーロ。

 やるせなさを滲ませながら、せめて、とレトリィの拘束を緩めるよう、フィーロを窘めるルーカス。

 そして、顔を顰めながらも、こちらを見詰めるアレックス。

 仲間、だった人たち。命を散らすための道を、自ら歩もうとする私を見詰めながら、誰も動かない。……動けない。

 視線から逃れるように、彼らに背を向ける。わっと、レトリィが泣き出す声が聞こえた。

 向かう先には、エルヴィスがひとりで待っている。じっと、静かに凪いだ目で私を見ていた。一歩、また一歩と、足を前に動かして、ふと思う。

 神事が行われる講堂で、白い衣装を身に纏い、仲間に見守られ花道を歩んだ祭壇の上で、好きな人が待っている。……ああ、なんて皮肉だろう。

 これって、まるで結婚式みたいだ。


「神子」


 気付けば、目の前にエルヴィスがいて、壇上から手を差し伸べていた。

 手を乗せると、途端に力強く引き寄せられていた。白い布が視界の端でふわりと舞う。キスでもしそうな距離に、星の輝きがあった。こんなに間近でこの瞳を見ることは終ぞなかったので、状況も忘れて、まじまじと覗き込んでしまう。

 今の私の瞳の色と、似ているようで少し違う、神秘的な色。そこに、女の子が映っていた。

 黒髪に茶色の目、つり気味な目は大きいけれど、鼻は低い。何処にでもいそうな普通の子。

 ……知ってる。知っている。ああ、そうだ。これは……私だ。

 異世界に来た時に賜った、金髪金目の、神の使いだと一目でわかるような、美しい姿じゃない。不思議な力も、背負った重い使命もない。平凡だけど、他の誰でもない──志摩燈華だ。


「……お前は、」


 エルヴィスが僅かに目を見開いた一瞬で、平凡な少女の姿は掻き消える。早見慣れた、金髪金目の麗しい娘がそこに映っていた。こちらに来たばかりの頃は、「この見た目になれた事だけは本当に感謝したい」だなんて嘯いて、喜んだというのに。どうしてだろう。今は、元の姿が恋しくて仕方がなかった。

 星の中に黒髪の少女の姿を探していれば、珍しく苛立たし気にエルヴィスが言う。


「神子、私を見ろ」


 さっきから至近距離で見詰め合っているのに、何を言っているんだこの人は。と、思った次の瞬間。呼吸ごと、思考を奪われた。

 驚いて腕を突っ張ったが、容易く封じ込められる。

 ……うそ、なんで、エルヴィスに、キスされている。どうして! 今更こんなこと!!

 胸の中がレイーヴェの吹雪が吹き込んだみたいに、冷えきった。そして、次第にぐつぐつと、腹の奥から煮えたぎるように何かが沸き上がる。

 これは、そう──怒りだ。

 衝動のまま思い切り胸を押せば、今度こそ唇が離れる。


「……一体どういうつもり」


 唇を拭いながらエルヴィスを睨みつけた。美しい顔には、凄みがある。本気の怒りが籠った神の化身のような女の顔は、どんなに恐ろしいことだろう。

 対して、彼は……笑った。それはそれは、心底愉快そうに。


「それでいい。怒れ。憎め。私を呪え。お前に降りかかるあらゆる不幸の根源は──私にある」


 吐息だけで囁きながら、まさぐるように後頭部に手を差し込まれる。

 まずいと思った時には、再び唇が奪われていた。

 今度は本気で抵抗しても、びくともしない。その癖、馬鹿みたいに情熱的に求められたと思ったら、今度は嘘みたいに優しく啄まれる。項を掠める指先に、愛されてるって錯覚してしまいそう。 おかしな薬でも流し込まれてるみたいに、唇からゾクゾクした何かが体中に広がっていく。腹立たしいやら切ないやらで、もうぐちゃぐちゃだった。

 この唇から愛を囁かれたあの日、想像してしまった。元の世界に帰らずに、この人とこうして祭壇の上でキスする未来を。それを、よりにもよってこんな最悪の形で踏みにじられるなんて!

 ふざけるな、ふざけるな! 大嘘つき! 裏切った癖に! 本当は好きでもない癖に! 今から私を、殺す癖に!! 最悪だ、最低だ! こんな男、こんな史上最悪のクソ野郎!! 嫌い! 嫌い! ──大っ嫌い!!

  あらゆる語彙でもって呪詛をまき散らしてやりたいのに、口は塞がれてるわ、酸素不足で頭はクラクラするわで、幼稚な罵倒を心の中で繰り返すのが精一杯で。

 ……本当に、限界だった。ひょっとして神への贄ってこういう方法で捧げるのか、なんて考えながら──意識が暗転した。


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