概要
ユルサナイ、愛さなければよかったと、彼女は言ったけれど。
『愛する奥様に気付かれるかもしれないわよ』
『アレは気付かないさ。付き合ってから、ずっと気付いていないのだから』
トゥルーエンドを迎えて幸福な結婚、大好きな旦那(ベルナルド)様との生活をするはずが、浮気現場(?)を目撃してしまい、シャーロットはその日から旦那様が見えなくなってしまう。
「もしかして、旦那様がここにいるの?」
姿の次は声と次第に悪化しかけたとき、親友のヒロインと悪役令嬢が現れる。
死亡率97パーセントの鬱ゲー世界を乗り越えてトゥルーエンドを迎えたもののその脅威は続いており、魔の手がヒロイン、悪役令嬢、モブ令嬢のシャーロットに迫り一周目はバッドエンドで終わってしまう。
一方、氷の貴公子と呼ばれたベルナルドには妻(シャーロット)に隠している秘密がいくつもあり、自身が《王家の番犬
『アレは気付かないさ。付き合ってから、ずっと気付いていないのだから』
トゥルーエンドを迎えて幸福な結婚、大好きな旦那(ベルナルド)様との生活をするはずが、浮気現場(?)を目撃してしまい、シャーロットはその日から旦那様が見えなくなってしまう。
「もしかして、旦那様がここにいるの?」
姿の次は声と次第に悪化しかけたとき、親友のヒロインと悪役令嬢が現れる。
死亡率97パーセントの鬱ゲー世界を乗り越えてトゥルーエンドを迎えたもののその脅威は続いており、魔の手がヒロイン、悪役令嬢、モブ令嬢のシャーロットに迫り一周目はバッドエンドで終わってしまう。
一方、氷の貴公子と呼ばれたベルナルドには妻(シャーロット)に隠している秘密がいくつもあり、自身が《王家の番犬
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!バッドエンドのその先で
まずは何も言わず、第1章を読んで欲しい。え、これどうなるの? と、そう思うはずだ。少なくとも自分はそう思った。
旦那様が見えなくなり、存在の認識ができなくなっていく。
鬱ゲー世界を乗り越えたはずなのに、結局そのしがらみからは逃れられない。そんなことを突きつけられる第1章なのである。
けれどこの第1章があるからこその、第2章以降なのだ。
言うことが愛なのか、言わないことが愛なのか。でも愛というのは独りよがりで伝わらないものでは意味を失うのかもしれない。
何も恋愛だけでなく、親愛だって愛なのだ。その愛はきっと、鬱ゲー世界を塗り替える。
ぜひご一読ください。 - ★★★ Excellent!!!様々な愛情の形
タイトルの『見えなくなってから』を勝手ながら、“いなくなってから”と解釈して読み始めてしまいました。
そしたら、本当に見えない。旦那様が目の前にいても、主人公のシャーロットには見えないんです。
そんなシャーロットのピンチに駆け付けるヒロインと悪役令嬢が、まるでヒーローのように格好いいです。
ヘタレ旦那様も面白い!
乙女ゲームの作品のさまざまな要素を取り込んだ、すれ違いストーリーですが、この作品は素直で健気なシャーロットへの愛情に満ちています。
愛されるがあまり、巻き込まれるシャーロット。
そんな愛され主人公の物語を読んでみませんか?
予想外の展開が好きな人にオススメです!