バッドエンドのその先で

まずは何も言わず、第1章を読んで欲しい。え、これどうなるの? と、そう思うはずだ。少なくとも自分はそう思った。
旦那様が見えなくなり、存在の認識ができなくなっていく。
鬱ゲー世界を乗り越えたはずなのに、結局そのしがらみからは逃れられない。そんなことを突きつけられる第1章なのである。
けれどこの第1章があるからこその、第2章以降なのだ。
言うことが愛なのか、言わないことが愛なのか。でも愛というのは独りよがりで伝わらないものでは意味を失うのかもしれない。
何も恋愛だけでなく、親愛だって愛なのだ。その愛はきっと、鬱ゲー世界を塗り替える。
ぜひご一読ください。