概要
仮面となった剣と主の女が見た星光と業歪の軌跡
主を失った剣に宿っていた意思が次に目覚めた時に宿ったのは無表情な鉄仮面。それを作らせた領主ナヴィードの妃レダは自らを「領主夫妻を殺した罪人」レドとするために仮面を被り鍵を放り投げる。そのまま送られた牢の中でなお毅然と前を向き続ける彼女に仮面の意思は次第に心惹かれていく。そして、処刑台の上でまさに処刑されようとしているレドの言葉に反応した仮面は我知らず彼女の体を銀で包み込みその場を切り抜ける。命を救われた女は仮面にシュヴァンレードと名付け、命尽きるまで共にあることを誓う。
住み慣れた地を離れて極寒の地から最南端まで「恵みの地」を呼ばれる世界をめぐり全ての元凶たる業歪(わざわい)を追い求めていくレド。その過程で目的を同じくする仲間と出会い、犯した罪を償いながら前に進むうちに自らの真実と隠され
住み慣れた地を離れて極寒の地から最南端まで「恵みの地」を呼ばれる世界をめぐり全ての元凶たる業歪(わざわい)を追い求めていくレド。その過程で目的を同じくする仲間と出会い、犯した罪を償いながら前に進むうちに自らの真実と隠され