「本屋 本」を含む小説

　私の先祖が書き上げられなかった遺稿、言葉万華譚。今風に言うならば、つまりはエタってしまった作品だ。

港町で気ままに働く、郵便屋さんのブッコロー。 マッツォさんが営む本屋ユウリンドーの新人店員ヒロ君は、生真面目に何かを思いつめているようで……。 自分の「好き」を貫くことと、みん…

コンテストに参加するため、『本屋』のお題で投稿します。 こう見えても元本屋。 思い出したくない事が多いので、普通の日常をごくたんたんと書いてみました。 今の書店はそうでない事を祈…

世界を滅ぼす魔王を封印した魔女は、地位や名誉を望まなかった。彼女はどこかでひっそりと、魔法の本屋を営んでいるのだという。その店には世界中の本が集まり、魔女の本屋にたどり着きさえす…

不思議な光を宿すものを拾ったら持っておいで。好きな本と交換してあげよう。ここの本は、全てあやかしの世界のお話なんだ……ほら、読んでみたくなっただろう？

番太の小太郎と貧乏浪人の昌良は暇人である。木戸番小屋に集まっては凡ゆる暇つぶしに興じる二人の七七七文字短編二本立て。 一話：縫い物をする二人 二話：貸本屋から借りた本（※） -…

　烏川 ハル様の自主企画参加作品です。 　本作はリアリティーを持たせるため、あえて商業名や商業作品をそのまま書いています。そのため、営利的な目的で本作は公開いたしません。 　尚、…

書籍化されました。 改稿を重ね、書籍版とカクヨム版では異なる部分が発生しています。 きちんとしたものを読みたい場合は書籍版がおすすめです。 ―――――――――――― 悔しさを、…

僕が感じている現実での疎外感。それは単なる自意識過剰なのか、それとも本当に世界と僕がずれてしまっているのか……。 眠れない夜。路地裏にある怪しい古書店『本屋迷宮』は店を開けていた…

布団の魔力、とは随分と使い古された表現ではあるけども、言い得て妙だと思う。 やることはあるけれど急用ではない。 そんな日はどうしても布団の誘惑に負けてしまう。 どうして人類は…

不思議な貸本屋えしゃとの店主、龍之介さんは、紫根染めで染めた江戸紫色の着物をさらりと着こなす超イケメン。イケボ。 でも、残念なことに、龍之介さんの選ぶ本と私の好みには合わず、山…

　山口県萩市。かつて長州藩の本拠であったその地に存在している超戦力。それが〝萩市立地球防衛軍〟である。 　今回もKAC2023、即ちカクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ…

『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～』皆勤賞目指して頑張りました！！ 7回目「いいわけ」　800文字　掌編 本作は主人公が不思議な国を旅…

魔界にある貸本屋アオハル堂。 有償で本を貸し出している。 店員:ヒバリ きょうを読むひと:サシャ KAC20237の参加作品です。

なぜ男は危険を顧みずに本と共に世界を巡っているのか？ 彼は静かに独白する。

【KAC20237「いいわけ」参加作品】 うちの店長はパワハラが酷い。 今日も同僚の一人が狙い撃ちにされて――。 ※本作品はフィクションです。 ※全部入りです。

本屋に新刊を買いに来た小学生の少女しおりは、先日豆本をもらった妖精と再会する。 KAC20231「妖精の豆本屋」KAC20232「ぬいぐるみだって本が読みたい」の続編となります。

絵に描いたようなナンパ男に絡まれた私を救ってくれたのはシキさんだった。今後危険が迫ったら助けてくれるという、新しい契約はまさかの――。 本の中に入り、その世界を楽しむことができ…

夜の本屋、そこは本の主人公たちの語り（マウントの取り合い）場になっていた。 今日はその対象が私に(;^_^A ※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であ…

　空色トラック、今日は本の仕入れのために店主の家に立ち寄り中。 　発注しておいた本を積み込み、荷台の本を入れ替えて……次の旅への準備は万端。今夜は車を降りてゆっくり休むとしましょ…