「友人 短編」を含む小説

友人からの電話の向こうに存在するのは、不気味な存在だった……。

友人でありライバルでもある大山監督が、アカデミー監督賞を受賞した。 日本人初の快挙だった。 ライバルの受賞を刺激に、私はアカデミー賞へのチャンスを掴むべく燃えていた。 しかし、映…

下校中、僕は朽ちたバスの待合所を見かけた。 古くて今にも朽ち果てそうな待合所。 ある日のこと、夕立に見舞われた僕はその待合所で雨宿りをした。 そこに、もう一人来訪者がくる。 そ…

主人公のサトルは古い友人を救うために『欲望ゲーム』に参加する。そのゲームは自らの”欲望”を求め、他のプレイヤーを”絶望”に落とす必要があった。サトルは欲望を満たすために絶対に勝利…

クラスメイトの男から聞かされた噂話。 午前二時、鬼が現れて女をダンスに誘い、惨殺する。 実際行方不明が増えた時期に、流れ始めた怖い話に友人である由美は興味を示した。 解明に乗…

　合唱を趣味とする主人公は「上手くなりたい、上手い合唱団で歌いたい」という向上心の結果、セミプロの合唱団で歌うようになっていた。しかしそれは、高い技術水準の中で歌える喜びと共に、…

綿アメみたいな雲。 トクトク注がれる牛乳。 まるまる太った白の毛糸玉。 ビー玉から溢れる光。 それと、立花くん。 私は真っ白で汚したくなる貴方に合わなかったらどんな人生を送っ…

これは、忘れられなくて、ネタにしかならなくて、でもたぶん、つまらない話。毎日の延長線の交差。 ある日突然、この国から朝と昼と夜が消えた。夕焼けに包まれたままという異常が続く中で…

音楽性の違いからバンドを追い出された男子大学生の佐藤カノンは失意の中、中学生時代の友人で天才研究者タカヒロから奇妙な事実を告げられる。最近流行しているジャンル「宇宙系」は理論上、…

　25歳のOLである幡野葵は、作家志望の友人、智子が作品を投稿するサイトを見ることをささやかな楽しみとしていた。智子の作品は十分面白いと思えるものだったが、閲覧数が伸びないことを…

あるカウンセラーのもとに通う女性。 その女性は、カウンセラーに話を始める。 「……先生、私はどうするのが正解だったのでしょうか」 そうして、語られたのは、女性の懺悔だった。

■あらすじ 普通の女子高生、「佐々岡つかさ」はある日、友人のケイと駅前地下にある占い屋へ赴く。 そこで「欲しいものは何か」と問われたつかさは、咄嗟に「5000兆円欲しい」と答える…

怖いの嫌いな私は、友達に無理やり肝試しに参加させられて、百物語をやっている途中でトイレを理由に友達の一人と抜け出して屋上へ登った。すると友人の様子がおかしくなって……。

満月の夜。子供は二十二時、大人は二十三時に寝ること。 そんなしきたりがある町の少年・岩永刀祢のもとに非日常が訪れる。 それは、刀祢の家の向かいの家が半壊したというものだった。 そ…

カクヨムコン7　中間選考突破作品 高校生の佳奈はＳＮＳの裏アカウントでネットの住人との交流を楽しんでいた。 いつしか書き込みにつくメッセージの数に執着しはじめ、佳奈の書き込みは友…

友人たちから3つ言葉をもらって物語を書きます。言葉からできるべくして出来た物語や全然辿り付きそうにない物語まで色々と書いていきたいと思います。隙間時間に長編小説を読む気は起こらな…

　ゲーム好きな高校一年生、『柊 優衣（ひいらぎ ゆい）』。彼女の通う名門女子校には同じ趣味を持つ生徒がおらず、優衣は友達を作れない寂しい毎日を送っていた。 　そんなとき、両親から…

突然友人が言った「なぁ、ヤンデレな姉ちゃんっていいよな」 ＊不定期更新のショートショート短編集

記憶を消す呪術師の「私」が再会した友人には、柿の木由来の呪いがかかっていた。なぜ、柿の木に呪われているのか？私は何を忘れているのか？ この短編小説は、僕が書いているダーク百合短…

甘くて苦い、ある一日の出来事だった。 俺の下駄箱から、上履きが無くなっていた。 「お困りのようだね……。黒崎少年」 困っていた俺の前に現れたのは、中学からの同級生で、よく暇を…