概要
不幸自慢の果てにあるもの
カクヨムコン7 中間選考突破作品
高校生の佳奈はSNSの裏アカウントでネットの住人との交流を楽しんでいた。
いつしか書き込みにつくメッセージの数に執着しはじめ、佳奈の書き込みは友人の忠告を無視してエスカレートしてゆく。
高校生の佳奈はSNSの裏アカウントでネットの住人との交流を楽しんでいた。
いつしか書き込みにつくメッセージの数に執着しはじめ、佳奈の書き込みは友人の忠告を無視してエスカレートしてゆく。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!めちゃくちゃ共感できる
主人公は現代っ子なフツーの女子高生。
私の学生時代はSNSなんてものはなく、友達の家に電話して「~~ちゃんいますか?」という時代でしたが、これを読んだら、それでよかったんだなあ~なんて思いました。
今、こうしてカクヨムで小説を投稿していて、コメントがついたりPV数が増えたりすると大喜び。でも、それほど簡単なことじゃないから、書き方を工夫したり悩んだり。
それなのに、SNSでちょっとしたことを書きこんで、すぐに100、200と反応が来たら…それはきっとハマってしまうでしょうね。
主人公がそれに依存していく様子が、文章の中で、手に取るように分かりました。だからこそ、ラストが……怖い怖い!!
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