「一話一話が短編」を含む小説

即興小説の投稿を含むショートショートを集めたものです。 完結している作品のみ投稿しています。 数分で読み終えることができるので、隙間時間などに目を通していただければ。

シクシク……シクシク…… 二日酔いに苦しむ朱里（あかり）は、ある朝誰かの鳴き声で目が覚める。 そこで泣いていたのは、しょぼくれたおじさん……６月だった！！

葬儀に向かう道中、奴の事を思い返していた。奴はとにかく今ある形が壊れるのを嫌がっていたな…… ――日常が舞台のショートホラー ※再度「コンフォートハウス」からタイトルを変更しま…

お題に沿った一話読み切りの恋愛オムニバス短編集。 色んな場面で誰かに想いを寄せている、人には言わない胸の内の物語たち。 同じマンションに住む恋人未満の幼なじみ、小児病棟での日々…

あらすじ 　父の死によって実家の定食屋を閉めることにした二十五歳の青年・佐藤良太。 　そんな彼の前に謎の少女が現れる……。 登場人物紹介 　佐藤良太（さとう・りょうた）……主人…

　自主企画「同題異話　飴と傘」への投稿です。 　今回のお題は、難しかったです。 　

学校からの帰り道。 空から絶え間なく落ちてくる雨が起こしたファンタジー。 ■□■□■□■□■□■□■□ 短編／全一話／完結です。 雨にまつわるシリアス系・現代ファンタジーもの…

僕達は肝試しをやってみただけだったんだ。 ホントに居るとかじゃなくて、ちょっと「怖かったね」で終わると思ってたんだ──。 ─────────────────── 人生で初めて…

車いすの少年の世界はひどくよどんでいた。 ある日少年の前に一人の少女が現れる。 少年の心に変化が起こり始める

紫陽花の葉の上に乗る雨蛙は、よく見ると、タキシードを着て、ハットをかぶり、腕にはカフスまではめている。

他人のパーソナルスペースを視覚的に察知できる特殊能力を持つ主人公、幅野広司。 彼は電車に乗って通勤しているとき、突如異様な雰囲気を感じ取る。 それは、テレパシーを使う厳つい男から…

　自主企画、同題異話「薔薇香る憂鬱」のために書いた作品です。他の自主企画に書いた作品「私の好きなモノ」を別の角度から掘りさげてみました。

初めて短編ミステリーに挑戦してみました。 ＢＧＭは、ジョン＝コルトレーンの「My Favorite Things」でどうぞ。 同じ主人公による、「薔薇香る憂鬱」という題の短編も…

むかし、ある国の話。 その国には、人間を喰らうおそろしい生き物が棲んでいた。 人を愛しながら、それでもなお喰らわずにいられなかった竜のおはなし。

本来とはちょっと違ったおとぎ話や主人公たち以外にスポットを当てた短編集。 ギャグもシリアスもまぜこぜです。ほとんどシリアスだけど。 ちなみにタイトルの読み方はフェアリーテイルカ…

企画「自分の好きな曲を題材にした短編をつくってみよう」参加用短編小説 他の企画も参加させていただきました。 題材は松田聖子さんの『赤いスイートピー』 赤いスイートピーを書く…

異国の地へ降り立った男。 彼は一本の釣り竿を持ち、冒険へと出かけた。 彼が立ち向かった者は、果たして何だったのか？ そして彼が得たものとは――？

あるターゲットを狙撃しようとする殺し屋。鉄壁に見えたターゲットの備えの中に見つけたたったひとつの“隙”。そこに銃口を向ける殺し屋の前に現れる一匹の黒猫。無邪気にじゃれつくその黒猫…