「おかしな」を含む小説

別に他意はないというのに、俺――三宅は気がつくと女子の体をラッキースケベしているという、おかしな体質を持っていた。このせいで女子に告白だってできやしないし、ましてや女の敵扱い。い…

高校受験を控えたこの日、アタシ、ハナは、熱を出した幼馴染みの男の子、ユメのお見舞いに来ていた。来ていたんだが…… ユメのやつ、熱のせいかテンションがおかしなことになっている！ な…

『お店を十時に開くんだけどね。一番目のお客さんが来た時は何にもないんだよ。でもね、二番目のお客さんが来た後におかしな事が起こるんだ。しかも、ここ最近、毎日だよ』 喫茶店『ミライ…

隣の席の山下さんは、いつも僕におかしな提案をしてくる。 今日のテーマはかけおちだ。 なんだろ、かけおちって。

音楽が好きな高校生・三田村真也はある日、夜の散歩中にクラスで浮いた存在の美少女・長瀬夜子と出会う。どこかおかしな彼女の態度に、彼は自分が黒猫の姿に変わっていることに気づく。その日…

突然現れた黒コートの男によって異世界へ送り込まれてしまった私。その世界は今までいた世界と何ら変わらないが、異能力が存在するらしい。 更にその場所で襲われそうになったり、異世界から…

日記をつけるのが趣味の少年、ジャック。 彼の日記には数多く友達の事が書かれているが、皆一様におかしな事があった。 それは、彼ら彼女らはみな他殺願望がある事だ。

マカの周囲で最近、おかしなウワサが広がっている。 それはすでに死んだ人が、よみがえるというウワサ。 ありえない噂話ながらも、心当たりをソウマと共に探り出す。 しかし二人は同属の闇…

僕(=伊関としひろ)には友達がいない。 理由は簡単。 僕には相手の心が聞こえてしまうのだ。 小学校六年の時に交通事故で両親を亡くしたその日からその能力は突如として現れた。 だから…

僕の彼女はクイズやナゾナゾを作るのが大好き。 今日も、家に帰ったらおかしなメモ書きが残されて……。 ※バレンタインにかこつけてイチャイチャするカップルの話です。 ※恐くはあり…

周囲が認める変人、常貫さん。河合翔太はそんな彼女と何故だか一緒にいた。どうして一緒にいるのか分からないうちに、彼は不可思議な事件に巻き込まれていく。 ハロウィンどころか、年越…

中高一貫校でこの春から高等部に進級した圭太。 その圭太の前に現れたのは銀髪に翡翠色の瞳を持つ美少女。一学年下の後輩で、彼女は圭太の事を知っているような口振りだが……。 誰だろう…

とある街で剣術道場の師範をしていたニール。彼には義娘がいた。元恋人が間男と作った子供が。 せめて人から指差されないように厳しく躾けた結果、義娘はこうのたまった。 ―――勇者の…

ぬいぐるみのローリーはある日「親友」のメアリに連れられて探検に出かけ、秘密の地下室を発見する。そこには一体の大きなロボットがいて、青いランプを光らせながらメアリに挨拶をしたのだっ…

どこかにある久世村。 そこで暮らす人、帰って来た人、訪れただけの人。 みんな悩みを抱え、悲しい過去を背負って、辛い現実に向き合っている。 ときどき無茶したり、おかしなことをするけ…

活動内容をその日の気分で決める日替部。そこにやってきた神野啓示を待っていたのは、入部案内といってくさび型文字の記された粘土板を渡す謎の美少女、瀬奈であった。さらに猛毒お嬢さまであ…

クリスマスにやきとり屋でデートしたい彼女と戸惑う彼氏――と、それをちょっとおかしなテンションで見守るお姉ちゃんのお話。

それは真夏の夜のこと。ママンのクローゼットの奥から引っ張りだされて、窓から放り捨てられたあたしは、おかしな男に拾われた。 若いピアノ弾きのアマデウスはあたしを連れて、フランス中を…

高校三年生の春、それぞれの進路に頭を悩ませる事になるそんな時期に僕達の親友はこの世を去った。けれど、おかしな事に彼は異世界と呼ばれる場所で生きているらしい。