「手紙 不思議」を含む小説

霧の朝、S県S市の寺町にある、S寺に白い着物の美女が現れる。 住職の姉は不思議な女を寺に招き入れると、彼女はこの寺の縁続きの者だという。 そして、この寺であった古い物語を語り始め…

『薬華異堂薬局のお仕事は異世界にもあったのだ』の第3シリーズです。 　実家の薬華異堂薬局に戻った薬剤師の舞は、亡くなった祖父から譲り受けた鍵で、不思議な漢方薬の調合が書かれた古び…

小さな町の片田舎、青年はひとりの老婦人と住んでいた。 暑い夏の盛り、老婦人はきまって縁側で手紙を読む。返事も書いているようだが、その手紙を青年は出しに行った覚えがない。 不思議に…

　主人公の山田権(ごん)は、いつもごろごろしていることから「ゴロタ」と呼ばれている。ゴロタは、離婚した両親が残したマンションで妹の由美と二人で暮らしているが、なかなか定職に就けず…

　――後悔していること、あなたにはありますか？ 　 　初恋の相手に、気持ちを伝えることができなかった過去を悔やんでいる青年、三嶋蓮（みしまれん） 　大切な親友に嘘をつき、気まずく…

時は明治十九年。日本、東京。 主人公・薄墨界は父親の営む何でも屋として活動していた。と言っても父親・博文の右腕と言う、補佐的な仕事ばかりだった。しかし、九月十六日。何でも屋に手紙…

サンタクロースの存在を疑っている少年、素直（もとなお）。 彼は、その年、サンタクロースへの手紙に「あなたがいる証拠をください」と書いてツリーの下に置いた。 夜が来て、一階に降りて…

　深い深い森の奥にある館に閉じこもって暮らしていた吸血鬼のブラッドは、父の手紙をきっかけに、旅に出ることにした。面倒くさがるメイドを無理やり引き連れて、ブラッドは新しい世界へと飛…

えいちゃん、ひいちゃん、しいちゃんはなかよし３人組 いつも謎や不思議を探しています。 ある日、えいちゃんに手紙が届きました。

　 　主人公の七実は17歳の高校２年生。 彼女は進路の事や、明確な目標が持てない自分自身に苛立ち、悩んでいた。 　 　また、彼女が幼い頃に彼女の父親は事故で亡くなってしまっていた…

未来から手紙が届いた。 宝くじだって当ててみせた本物の手紙だ。 しかし八通目の手紙には、不思議な一文がついていた――。

栄太と深雪は恋人になって初めてのデートを迎える。 幸せに浸る栄太の元に、一通の封筒が届く。 それは、栄太と深雪の未来を変える事になる、不思議な手紙だった……。

《元》仲良し四人組の元に差出人不明の手紙が届く。そこには『あの秘密基地に集合』と書かれていた。 浅川達哉、ほか三人は、おかしな手紙だと思いながらも、手紙の指示どおり秘密基地に向…

『薬華異堂薬局のお仕事は異世界にもあったのだ』の第2シリーズです。 　実家の薬華異堂薬局に戻った薬剤師の舞は、亡くなった祖父から譲り受けた鍵で、不思議な漢方薬の調合が書かれた古び…

【注意！】電子書籍版は大幅に加筆しており、書き下ろしエピソードもご用意してあります。 こちらのweb掲載版は編集前なのでご了承ください。 『貴方の運命をお返し致します』 手…

私の知合いが幾人か、時折手紙を寄越すのです。気づけば文箱の蓋が閉まらぬ程に届いた手紙が溜まってしまい、いい加減に整理をしようと無造作に仕舞っていた手紙の束を取り上げて、ひとつひと…

　実家の薬華異堂薬局に戻った薬剤師の舞はつまらない毎日を送っていた。しかし、亡くなった祖父から譲り受けた鍵で開けた扉の中に、不思議な漢方薬の調合が書かれた、古びた本を見つけたので…

主人公の香山リョウは彼女だった木村ユリナに振られたことがきっかけで塞ぎ込んでいた。 深夜、コンビニに行こうと外を出歩いた時、近所の路地でユリナと唐突な再会を果たす。 彼女に抱き着…

私立愛火学園。中高一貫校のこの学校は様々な分野が学べることで有名だ。 入学したばかりの『わたし』こと花咲ノバラはとある不思議な手紙を受け取る。 とっても元気な友人のこはくちゃんと…

あなたには『朝の出社前に郵便受けを確認する』日課がある。 いつものように、郵便蓋を開けると、不思議なものが入っていた。 宛名も、差出人も、切手もない、真っ黒な手紙だ。