概要
その年、そりで現れたのは不思議な老人だった――クリスマスの真実を探す旅
サンタクロースの存在を疑っている少年、素直(もとなお)。
彼は、その年、サンタクロースへの手紙に「あなたがいる証拠をください」と書いてツリーの下に置いた。
夜が来て、一階に降りてゆくと、手紙には見覚えのない文が書かれていた。
一. このままここで朝を待つ
二. 布団に戻る
三. 玄関を出る
そうして、彼は玄関のドアノブに手をかけた。
彼は、その年、サンタクロースへの手紙に「あなたがいる証拠をください」と書いてツリーの下に置いた。
夜が来て、一階に降りてゆくと、手紙には見覚えのない文が書かれていた。
一. このままここで朝を待つ
二. 布団に戻る
三. 玄関を出る
そうして、彼は玄関のドアノブに手をかけた。
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- ★★★ Excellent!!!君の心に「メリークリスマス」
サンタクロースを無邪気に信じていたあの頃と今では自分は違う人
だから私はサンタさんの正体知ってるよ
サンタさんはね、実は――
* * *
一度は焦がれ、そして一度はその正体に思いを馳せる。
子ども達の永遠のお爺さん、サンタクロース。
今回はそのサンタの正体を突き止めようと思った少年のお話です。
不思議な手紙を受け取った彼がクリスマスの夜に出会ったのは不思議なお爺さん、サンタクローシ……じゃなくて三択老師。
そんな彼が誘う旅で少年が見た一夜の真実とは――?
読めばきっと思い出す。
子どもの頃のプレゼントのお話。
貴方の心に、小さな小さなメリークリスマス。