概要
この世界で私は私自身を見つける事ができた。
主人公の七実は17歳の高校2年生。
彼女は進路の事や、明確な目標が持てない自分自身に苛立ち、悩んでいた。
また、彼女が幼い頃に彼女の父親は事故で亡くなってしまっていた。
全くと言って良いほど父親のことを憶えていないことから、
-もし父さんが今も生きていたら?少しでも今とは違う自分になれたのかな?-
と考えてしまい、いまいち自分のルーツすらも分からない様な状態なのだ。
そんな気持ちを抱えた七実は、ある日彼女の祖父の家にあった、ある絵本を見つける。
そしてその絵本を開くと突然にして異世界へ行ってしまうのだ。
その絵本は、七実の亡き父親が生前に描いた物だった。
その絵本の世界で七実は父親が残してくれた最初で最後の手紙を見つける事になるのだが、その手紙を見つけるまでには沢山の
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